エンターテインメント」カテゴリーアーカイブ

オーランド旅行記番外編・アニマルキングダムのアトラクション


ウォルト・ディズニー・ワールドのアトラクションについて、旅行記本編で書ききれなかったものの感想。アニマルキングダム編。

イッツ・タフ・トゥー・ビー・ア・バグ
映像だけで無く実際の仕掛けと組み合わせた3Dシアタータイプのアトラクション。虫が苦手な人でも大丈夫だと思う。

フェスティバル・オブ・ライオン・キング
ライオンキングのショーだが、内容的には歌有り踊り有り、そしてアクロバット有りと、とても充実している。ショータイプのアトラクションの中では多分これが一番見応えがあると思う。なので人気も高いので、出来るだけ開場時間に合わせて早めに行くことをお薦めする。私達は食事の後、ファーストショーの開園10分前くらいに行ったが、ほぼ満席だった。

ダイナソー
インディ・ジョーンズのライドに似たアトラクション。恐竜と言えばユニバーサルスタジオのジュラシックパークと比べてしまうが、恐竜をテーマにしたライドとしてはジュラシックパークの圧勝だと思う。こちらもそれなりに迫力はあるが、ちょっと恐いだけのライドになっていて、ディズニーらしいストーリー性に乏しい。お金のかかった仕掛けの割に感動がなく、ディズニーらしからぬ出來のアトラクション。

ファインディング・ニモ・ザ・ミュージカル
人が魚たちを操るタイプのライブショー。かなり大きなシアターでの上演なのだが、この手のものはもう少し間近に観られる施設の方が良い気がする。(TDSのマーメイド・ラグーン・シアターの様な)舞台の枠の中で行われているのでやや単調な印象。とは言え、観ておくべきショーなのは間違い無い。

アニマル・キングダムは閉園時間が早いので、絶対に朝から行くべき。アトラクションの数自体は他のパークと比べて少なめなので、朝早い時間から行けば夕方までで十分に廻れる。(アバターがオープンし、夜間のエンターテインメントが開始されると状況は変わるかもしれないが)
朝イチで行くべきなのはキリマンジャロ・サファリ。特に混む(スタンバイが1時間以上になる)アトラクションはこのキリマンジャロ・サファリとエクスペディション・エベレストくらい(暑い日はカリリバー・ラピッドも)なので、朝イチで行くか、ファストパス+を取ればあとは楽勝で廻れるはず。
とにかくフェスティバル・オブ・ライオン・キングとファインディング・ニモ・ザ・ミュージカル、そしてフライツ・オブ・ワンダーという3つのショーの時間だけはしっかり押さえてスケジュールすることが大事。
いずれもこのパークに来て見逃すのは惜しいショーなので、早めの時間でショーを観て廻れるように予定をして、空いてしまう時間や残りの時間を他のアトラクションに当てた方がいい。

アニマル・キングダム

アニマル・キングダムは朝のマジックアワーを活用した方がいい。(現在の所、夜のマジックアワーは無い)動物は早朝の方が活動的だ。

オーランド旅行記 目次


オーランド旅行記番外編・エプコットとハリウッドスタジオのアトラクション


ウォルト・ディズニー・ワールドのアトラクションについて、旅行記本編で書ききれなかったものの感想。エプコットとハリウッドスタジオ編。

エプコット

ユニバース・オブ・エナジー(エレンのエナジー・アドベンチャー)
とても古めのアトラクションだが、大勢が座るシアターの座席そのものが動き出すという趣向は珍しく面白い。ナビゲーターであるエレン・デジェネレスについては日本人は全く知識が無いと思うので、映像部分はかなり退屈かも。

リビング・ウィズ・ザ・ランド
ボートでエプコットの農園を巡る。当時としてはかなり実験的な栽培方法で植物が育てれているのを見学する。全てでは無いと思うが、ここで栽培された野菜がガーデン・グリルレストラン等で使われているらしい。社会科見学の様なアトラクション。

ジャーニー・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメント
フィグメントは実はエプコットのマスコットキャラクター。人の感覚をテーマにした実験ツアーを巡るというアトラクションで、出口にはインタラクティブゲームが並ぶプレイエリアがある。

クラブ・クール
世界中で販売されているコカコーラ社製ドリンクの試飲が出来る。紙コップはウィスキーのショットグラス程度の大きさ。自由に飲み比べが出来るが、中には我々には理解不能な味のものもある。日本独自のコカコーラ社製ドリンクとしてはベジータベータが提供されていた。

グラン・フェスタ・ツアー(メキシコ館)
ボートに乗ってメキシコ各地の観光地や景勝地を巡る。ドナルド(とホセ、パンチート)がメインキャラクターとして使われている。イッツ・ア・スモールワールドのメキシコ特化版といった感じ。

オー・カナダ!(カナダ館)
360度スクリーンでカナダの紹介を観る。席は無く立ち見。昔、TDLにあったビジョナリアムに似た感じ。

アメリカン・アドベンチャー(アメリカ館)
アメリカ建国に纏わる話をオーディオアニマトロニクスによるお芝居で観るアトラクション。これは英語力が無いと間違い無く寝る。(英語力があっても退屈かも)
似た様な趣向のものなら、マジックキングダムのホール・オブ・プレジデンツの方がお薦め。

エプコット

目当てのアトラクションさえ乗ってしまえばフューチャーワールドに用はないので、エプコットの観光のメインはワールドショーケースになる。

以上が私達に実際に体験したアトラクション。(で、旅行記本編ではあまり触れなかったもの)この他にタートル・トークやキャプテンEOなんかもエプコットにある。
大人気アトラクションであるテスト・トラックとソアリンを除くと、全体的に社会科見学っぽい、もしくは科科学未来館的なアトラクションが多い。

ハリウッド・スタジオ

ザ・グレート・ムービー・ライド
古くからあるアトラクションで、シンボルであるチャイニーズシアターの中にある。今でも十分に人気があるようで、タイミングによってはかなりの待ち時間が発生する。映画をよく観る人なら楽しめると思うが、名作と言われる映画についてもほとんど知らないという人には何が何やらだと思う(カサブランカやオズの魔法使い等)。とは言え、ハリウッドスタジオに来たら外せないアトラクション。

ハリウッド・スタジオ

ナイトイベント等があるとグレートムービーライドは早めに終了してしまうことがあるので注意。

インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー!
インディ・ジョーンズの有名なアクションシーンを見せてくれるライブショー。観客がエキストラとして参加出来るという趣向もある。

エクストリーム・スタントショー
カーアクションを見せてくれるライブショー。スタントマンによる見事なドライビングを堪能出来る。カーズのマックイーンも登場する。インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー!もそうだが、撮影現場という設定のせいか、アクションシーンの羅列になっていて、ストーリー仕立てではないので、アクションそのものを楽しめない人には退屈かもしれない。

ジム・ヘンソン・マペット*ビジョン・3D
いつでも空いてる3Dシアターアトラクション。セサミストリートのキャラを知っている人なら楽しめる。

ヴォヤッジ・オブ・リトルマーメイド
リトルマーメイドの物語を驚くほど短く要約したミュージカルライブショー。アリエルはほぼ出ずっぱりで生歌を披露してくれる。レーザーとミストでの海底感の演出は素晴らしい。
公演回数がとても多く、ライブショーとしては所要時間も短いので、空いた時間で楽しめる。

ビューティー・アンド・ビースト・ライブ・オン・ステージ
多分、ハリウッドスタジオのライブショー型アトラクションの中でもっとも人気があると思われる。ブロードウェイのミュージカル「美女と野獣」を観ているかのような気分にさせてくれる。実際にはセットやエフェクト等、ブロードウェイのミュージカル版には敵わないが、素晴らしい楽曲の数々をちゃんと生歌で披露してくれるので満足度は高い。公演回数も少ないので、良い席が欲しければファストパス+か、開場よりかなり前のスタンバイが必須。

ハリウッドスタジオはショータイプのアトラクションが多いので、開演時間に合わせた予定を立てておくのがいい。ヴォヤッジ・オブ・リトルマーメイドやフローズン・シング・アロング・セレブレーションの様に頻繁に行われているものは空いた時間で行くということも可能だが、公演回数が1日2〜5回程度のものがあるので、それを考慮することが必要だ。
長時間のスタンバイを要するアトラクションはトイストーリー・マニアとロックンローラー・コースターくらい(タワー・オブ・テラーは1時間以上のスタンバイになることは滅多に無い)なので、どちらかをファストパス+、どちらかを朝イチでスケジュールすれば予定が立てやすくなると思う。(どちらかと言えばトイストーリー・マニアをファストパス+にするのがいいと思う)

オーランド旅行記 目次


オーランド旅行記47・ホテルのプール〜ユニバーサルスタジオ


アイランズ・オブ・アドベンチャーからロイヤル・パシフィック・リゾートまで歩いて戻ってみた。
シティウォークからはやや細い専用の道を歩いて10分程でホテルの敷地に到着。
部屋で水着に着替えてプールへ。
ロイヤル・パシフィック・リゾートのプールは砂浜のエリアがあったり、キッズエリアがあったりとかなり充実している。残念ながらスライダーはない。
プールにはビーチボールやスティック状のフロートも有り、これらは自由に使える。
タオルはプールサイドに用意されているので部屋から持ち出す必要は無い。

2時間ほどプールで遊び、着替えてユニバーサルスタジオへ。
夕刻に行われるパレードに合わせて到着したが、パレードの場所取りをしている人はとても少なく、楽勝で観られる。
パレードはディズニーのそれに比べるとかなり地味。ミニオンやスポンジ・ボブ、ドーラと仲間達がメインのパレードで明らかに子供向き。皆が場所取りに熱心で無いのも頷ける。

ダイアゴン横町で実際に魔法を使う仕掛けを楽しめる杖を購入。(杖はアイランズ・オブアドベンチャーのホグズミード村のオリバンダー杖店でももちろん購入出来る)
売られている杖には従来からのただの杖と、魔法のギミックを楽しめる杖の2種類がある。
この魔法が使える杖にはユニバーサルスタジオとアイランズ・オブ・アドベンチャーの両ハリーポッター・エリアで魔法体験を楽しめる場所のマップが付いてくる。
その場所で地面に埋め込まれたプレートの上に立ち、杖をポイント毎に決められた通りに振り動かすと魔法が使えるという趣向。(杖の振り方もマップに書いてある)
魔法の内容は目の前のオブジェが動き出すといった内容がほとんど。各ポイントには魔法使いの格好をしたキャストがいて、杖の振り方のコツ等をアドバイスしてくれる。

ダイアゴン横町

ダイアゴン横町のシンボル、グリンゴッツ銀行のドラゴンは一定時間毎に炎を吐く。

まだ行ってなかったものや、昨日乗って面白かったアトラクションを中心に廻り、夜のエンターテインメント、ユニバーサル・シネマティック・スペクタキュラー(Universal’s Cinematic Spectacular)の時間を待つ。

この日初めて乗ったアトラクションではリベンジ・オブ・ザ・マミーが面白かった。
屋内コースターだが、仕掛けも動きも迫力満点。ディズニーのインディ・ジョーンズとスペースマウンテンを足して2で割ったようなライドだ。(恐いのが苦手な子供は注意)
更にアニマル・アクターズ(犬猫、小動物によるショー)とホラーメークアップ・ショーを鑑賞。
ユニバーサルスタジオの動物ショーと言えば、チンパンジーとの掛け合いが面白かったのだが、残念ながら今は行われていない様だ。(少なくともオーランドでは)
ホラーメークアップ・ショーはホラーメークのデモンストレーションだが、ゲスト参加型でコメディ仕立て。内容は理解出来ると思うが、英語力があった方が面白いのは確か。

ユニバーサルスタジオ・フロリダ

ジョーズのアトラクションはここには無いが、ジョーズの撮影スポットはある。

さて、ユニバーサル・シネマティック・スペクタキュラーだが、これは映像、噴水、レーザー、そして花火のナイトショー。
水上にいくつか設置されているスクリーンに往年の名画やヒット映画が映し出され、そのサウンドトラックに合わせて噴水やレーザー、花火のショーが行われる。
観る場所は水上のスクリーンが見える場所からなら何処でも楽しめる。スクリーン全体が見えた方がいいのと、花火がさほど高い位置に打ち上がらないこともあって、後列からの鑑賞は適さない。
出来れば最前列をとった方がいいので、30分前には場所取りをした方がいいと思う。

ショーの感想だが、映画のサウンドトラックに乗せて行われる噴水や花火はいいのだが、どうも全体的な構成、演出に統一感が無い印象。綺麗だったねとは言えても、素晴らしかったとまでは言えない感じ。このへんはやはりWDWのそれに比べると見劣りがする。

ユニバーサル・シネマティック・スペクタキュラーが終了するとパークは閉園。(終了時刻は既に閉園時刻を過ぎている)

今晩はシティウォークのフュージョン・ビストロ・スシ・アンド・サケ・バー(Fusion Bistro Sushi & Sake Bar)でお寿司を食べる。
この店はレジと小さなスシカウンターしか無いので、フードコートエリア共用のテーブルで食べる。(パンダエクスプレス等は専用の屋内テーブルを持っている)
メニューは巻き寿司がメインだが、握りも数種類あるし、枝豆、餃子なんかのサイドもある。レジで名前を告げて注文し精算、名前を呼ばれたらカウンターで受け取るシステム。
味は普通に美味しいお寿司。寿司は今やアメリカの何処ででも食べられる一般的な食べ物になったので、大きく期待外れなものを食べさせられる危険の少ない、無難なメニューの一つだ。

昨夜同様、夜のユニバーサル・シティウォークは大賑わい。
水上タクシーでホテルに戻った。

オーランド旅行記 目次