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利用したディズニーのレストラン[ベガス・ロス旅行記22]


カリフォルニア・ディズニーリゾート(パーク内とダウンタウンディズニー)で今回利用したレストランは以下の通り。

  • プラザイン(Plaza Inn)/ディズニーランド
  • ハングリーベア(Hungry Bear Restaurant )/ディズニーランド
  • カーセイサークル (Carthay Circle Restaurant) /カリフォルニアアドベンチャー
  • ソノマテラス (Sonoma Terrace) /カリフォルニアアドベンチャー
  • レッドローズタバーン (Red Rose Taverne) /ディズニーランド
  • トルティーヤ ジョー (Tortilla Joe’s) /ダウンタウンディズニー
  • パシフィックワーフカフェ(Pacific Wharf Cafe) /カリフォルニアアドベンチャー
  • ブルーバイユー(Blue Bayou Restaurant)/ディズニーランド

プラザインはキャラクターブレックファストを公式サイトから予約して利用。今回唯一のキャラブレ。前回に来たときはほぼ全てのキャラクターダイニングを巡ったので、今回は一ヵ所のみとした。
プラザインのキャラブレはカリフォルニアディズニーで行われているキャラクターダイニングの中で最も登場キャラが多い事と、パーク内(ディズニーランド)のレストランなので、直営ホテルで行われているものよりアクセスが良いこと等から選択。
私達が訪れた時はプー、ティガー、イーヨー、チップ、フック船長、ラフィキ、フェアリーゴッドマザーが各テーブルを廻ってきた。そして入店時にミニーとのグリがあった。
ちなみにフェアリーゴッドマザーは東京と違ってこちらでは(フロリダも)フェイスキャラ。
ディズニーのカメラマンに撮ってもらえるのはミニーとのグリのみで、各テーブルでのグリは自前のカメラのみで撮影。もちろんミニーとの写真も自前のカメラでも撮ってもらえる。
食事の内容はごくごく普通の、アメリカンな朝食バフェ。中華は若干の用意があるものの、和食は用意されていない。

プラザイン

極めてオーソドックスな朝食の内容だが、定番のミッキーワッフル以外にミッキー形のエッグベネディクトなんてのもあった。(味は大味で残念)

ハングリーベアはファンタズミックの鑑賞券(専用エリアの入場券)付きであるOn The Go パッケージを公式サイトから予約して夕食に利用。
予約時間にハングリーベアのOn The Go パッケージ専用レジで支払いと鑑賞券の受取りをして、食事をもらい、空いているテーブルで食べるというシステム。メニューはパッケージ専用のセットで、メインのみ好きなものを選べる。(BBQチキン、ポークリブ等)
ファンタズミックが2回公演の時には予約時間によって一回目か二回目かが分けられている。我々はセカンドショーの鑑賞券になる19時に予約したが、貰ったのは何故かファーストショーの券。すぐに気が付いて希望のセカンドショーに取り替えて貰った。ファーストショーの券からセカンドショーの券に切り替わるタイミングだったせいかもしれないが、言えばすぐに取り替えてくれた。
貰った券には鑑賞エリアに来るべき時間が記載されているので、その時間内に行けばエリアには入れて貰えるのだが、出来れば前方で観たい。なので、記載の入場時間よりも早めに行って、エリア開場を並んで待つのがいい。30分前くらいに並べばかなり前方で鑑賞出来る。(我々は二度、レストランを変えてこのパッケージを利用したが、約30分前に並んで、一度目は最前列から二列目、二度目は最前列で鑑賞出来た)
ファンタズミックのパッケージは利用レストランによって鑑賞エリアが分けられているので、エリア開場待ちの列もレストラン毎になっている。
高級なレストランから中央寄りのエリアになるので、一番安価なハングリーベアのエリアは端になるのだが、端とは言っても、一般の鑑賞エリアに比べれば十分に見易いので、あまり差はないと感じた。(ちなみにファストパス専用エリアもあるので、お金をかけずに良いエリアで観たいなら、出来るだけ早めにファストパスを取るという選択肢もある)

カーセイサークルレストランは公式サイトから予約してフローズン・ダイニングパッケージをランチで利用。アナと雪の女王のショーであるFrozen – Live at the Hyperionの特別鑑賞席と、特製ピンバッジ、特製ランヤード(ピンバッジを付けるパスホルダー付きのネックストラップ)が付くもの。
ショーはパークのライブショーとしては異例の豪華さ(上演時間も1時間!!)でとても人気がある。なので、良い席を確保するのは難しいのだが、このパッケージを利用すれば前列中央寄りという最良のエリアの好きな席に座れる。(一般ゲストよりもやや早めに入場し、専用エリアの席を好きに確保出来る)
カーセイサークルレストランそのものがパーク内でも最高級のランクにあるレストランなのでランチコースで約1万円(私達の時で一人89ドル、9歳以下の子供なら45ドルで、これにチップや税が加算される)以上と高額なパッケージ。
だが、料理の内容も値段に見合った素晴らしい味だったので、レストランの格(内装やサービス)、料理、ショーの特等席付きという内容を考えれば高すぎるという値段でもない。
滞在中に一度は高級レストランで…という人なら、これをお薦めする。ランチコースと言っても内容はディナーコースと遜色無い。

カーセイサークルレストラン

カーセイサークルレストランでチョイスしたステーキ。分厚いのに柔らかく、味も上品で、上等なステーキ店と同等に感じた。

フローズン・ダイニングパッケージ

フローズン・ダイニングパッケージなのでデザートはオラフ。これは見た目だけで味はさほどでもなかった…

ソノマテラスは夜のパレード、ペイント・ザ・ナイトをテラス席に座って鑑賞出来るソノマテラス・ペイント・ザ・ナイト・レセプションというパッケージを公式サイトから予約して夕食に利用。ただ、このパッケージはオードブルにお酒(飲めない人や子供はソフトドリンク)の飲み放題が付くというものなので、食事としては淋しいのだが、そこはアメリカ、用意されているオードブルは小食の日本人には十分な量だった。
ペイント・ザ・ナイトは主にピクサー映画をテーマにした、エレクトリカルパレードの様な内容なのだが、光量の高いLEDを使い過ぎていて、目が痛くなるほどの明るさ。なので、エレクトリカルパレードの様な趣がないというか、ちょっと派手すぎた。(エレクトリカルパレードも最近はLED化が進んでどんどん明るくなってるが)
パッケージの内容としては、お酒や飲み物をいただきながら、椅子に座って鑑賞出来るというのは優雅で良かったが、パレードは鑑賞出来る場所が多く、東京ディズニーリゾートよりも空いていることを考えると、利用価値はフローズン・ダイニングパッケージやファンタズミックのパッケージほど高くなかったというのが正直な感想。

ソノマテラス

用意されていたオードブル。飲み放題はカリフォルニアワインをたくさんいただいた。

レッドローズタバーンはディズニーランドにある、美女と野獣をテーマにしたクイックサービスのレストラン。
予約不要のクイックサービスのレストランは、ほとんどの店がモバイルオーダーに対応しているので、それを使って利用してみた。モバイルオーダーはカリフォルニアディズニーの公式アプリから利用することが出来る。利用の流れは次の通り。

  1. アプリに登録するディズニーのアカウントには予めクレジットカード情報を登録しておく。
  2. アプリメニューのOrder Foodからレストランを選択。
  3. メニューから注文する食べ物や飲み物、数量を選択し、注文を完了する。
  4. 間もなくレストランに着くという時にI’m Here, Prepare My Orderをタップすると、店で提供準備(調理など)が開始される。
  5. 注文した料理や飲み物が揃ったらプッシュ通知でスマホに連絡が表示される。
  6. レストランのモバイルオーダー専用カウンターでスマホ画面を見せて商品を受け取る。

この一連の流れはとてもスムーズで、ランチタイムやディナータイムの混雑する時間でも問題なく動作して、列に長い時間並ばされることも無く食事が出来る。テーブルが埋まっているような混雑時でも、レストランで席を確保してからI’m Here, Prepare My Orderをタップするといった工夫をすることで、食べ物を持ったまま席を探してウロウロなんていう事がなくなるので、とにかく便利だった。ファストパスのネット取得等もそうだが、アメリカのディズニーパークでどんどん進んでいるスマホを使ったサービスは是非東京ディズニーリゾートでも早急に取り入れて欲しいと思う。(最近やっと東京ディズニーリゾートでもパークチケットのスマホ対応が始まったが、マルチデーは非対応等、まだまだ便利とは言い難い)

レッドローズタバーンの店内はなるほど美女と野獣の世界観をモチーフにしている雰囲気だが、フロリダWDWのビー・アワー・ゲスト・レストランに比べるとやはり安普請な感じ。
提供されているメニューもビー・アワー・ゲスト・レストランの様なフレンチ風ではなく、バーガー類がメインのアメリカンフードとフラットブレッドという四角いピザ。
味も不味くはないけど特筆する事も無い平凡なファストフードなので、あくまでも手軽に早く済ませたいという時の利用がお勧め。

トルティーヤ ジョーはパークの外に広がるダウンタウンディズニーにあるメキシコ料理店。ダウンタウンディズニーに出店しているレストランもディズニー公式サイトから予約出来るので、予約して利用。カリフォルニアディズニーのダウンタウンディズニーは二つのパークを出た目の前に広がっているので、どちらのパークにいても利用しやすい位置にある。
トルティーヤ ジョーはフルサービスのメキシコ料理店で、週末にはマリアッチバンドの演奏と歌も楽しめるということで、週末のディナーを予約した。
出演しているマリアッチバンドは女性のグループで、カリフォルニアアドベンチャー内で演奏を行っているバンドと同じ人達と思われる。
料理はオーソドックスなメキシコ料理。定番のワカモレ(アボガドのディップ)は、注文すると各テーブルに材料を持ってきて目の前で作ってくれる。その際にトッピングや辛さの度合いを指定出来る。
メキシコ料理はオルベラ街で食べた時に胃にもたれたが、やはりここでも同じ。どうやら私達親子にとってメキシコ料理はタコスを一つか二つといった量が適しているようだ。
ダウンタウンディズニーはパークに行かない人達も食事やショッピングにやってくるようで、パーク内よりも飲食店が混んでいる印象。

トルティーヤジョー

テーブルサイドで作って貰ったワカモレ。とても二人では食べきれない。

パシフィックワーフカフェは前回も利用したが、とても気に入ったので、同じメニューをランチでいただいた。今回は前回は無かったモバイルオーダーに対応していたので、列に並んで注文し、出来上がりを待つという必要がなくなっていた。(もちろんモバイルオーダー対応店も普通に並んで注文することは出来る)
お気に入りのメニューはサワーブレッドというやや酸味のあるパンをくり抜いて器にしたものにクラムチャウダーが入っているSoup in sourdough bread bowl with Clam Chowderというもの。
サワーブレッドに注がれるスープはクラムチャウダー以外にも選べるが、パシフィックワーフカフェはサンフランシスコにもあるシーフードが有名な店なので、やはりクラムチャウダーがお薦めだと思う。
ボリュームはかなりあるのでこれ一つで十分な食事なる。

パシフィックワーフカフェ

クラムチャウダーたっぷりのサワーブレッド。小食な人なら二人でシェアしたいくらいの量だろう。ただ、美味しいので食べきれる。

ブルーバイユーは東京ディズニーランドにあるものと同じで、カリブの海賊を眺めながら食事が出来るフルサービスのレストラン。照明の暗さも雰囲気も東京ディズニーランドとそっくりだが、メニューは違う。ブルーバイユー・レストラン・ファンタズミックディナーパッケージというファンタズミック鑑賞券付きのパッケージをディズニー公式サイトから予約し、夕食をいただいた。
ハングリーベアのOn The Go パッケージよりも中央寄りの鑑賞エリアが割り当てられることと、鑑賞時に使えるファンタズミック柄のクッション(座布団)を貰える事がブルーバイユー・レストラン・ファンタズミックディナーパッケージの特徴。クッションは持ち歩きに邪魔だが、軽いので大きめのビニールバッグ(ショップで大きなぬいぐるみを買った時にくれるくらいの)を持っていれば何とかなる。
鑑賞券とクッションは担当のウエィター(ウェイトレス)がテーブルに持ってきてくれる。
料理はファンタズミックディナーパッケージ専用のコースになっていて、カーセイサークルレストランの時と同様にメインを魚か肉からチョイス出来るスタイル。飲み物は別料金なので、名物のミントジュレップを注文した。甘いミントウォーターといった、何てことのない飲み物だが、ウォルト・ディズニーの好物だったとのことなので、記念に。
料理の味はまあまあで、そのへんも東京ディズニーランドのブルーバイユーと似ている。当然カーセイサークルの味には及ばないが、そこは値段にも反映されているので不満はない。

ブルーバイユー

メインでサーモンをチョイス。普通に美味しかったし、量も丁度良かった。

カリフォルニア・ディズニーリゾートで今回利用したレストランは以上。
クイックサービスのレストランのほとんどで利用出来るモバイルオーダーがおそろしく便利で快適だったことが何より印象的だった。
ファンタズミックを快適に鑑賞する事だけを目的としてダイニングパッケージを使うなら、安いハングリーベアのもので十分というのが感想。
味と雰囲気に拘って食事がしたいなら、値段は張るがカーセイサークルレストランが一番。
キャラクターダイニングは、アメリカのディズニーパークではキャラグリが東京ディズニーリゾートとは比べものにならない程簡単で容易なことを考えると、わざわざ利用する必要性はあまり無いかもという印象。(よほど目的のキャラクターがキャラダイにしか登場しないという事があれば別)

カリフォルニア・ディズニーリゾートでの食事は、ダウンタウンディズニーまで含めると、とても充実しているので、二、三泊での訪問なら全く困らない。(ただ、日本食やポケの様なものが無いのは残念)




カリフォルニア・ディズニーランド[ベガス・ロス旅行記20]


今日のディズニーランドは8時開園なので、マジックモーニングを使う私達は7時に入園出来る。
なので、6時半にARTのバス停に向かい、7時前にはパークのゲートに並べるようにホテルを出発。6時45分には到着したが、セキュリティチェックは長蛇の列。見た感じでは通過に30分くらいはかかるんじゃないかという感じだったが、実際には15分ほどで通過できた。
セキュリティチェックを通過した時点でマジックモーニングの入場時間になっていたので、そのまま入園。

マジックモーニングの1時間は全てのアトラクションが稼働しているわけではないが、ファンタジーランドのほぼ全てのアトラクションと、混雑が予想される人気アトラクションが稼働している。
プラザインレストランでのキャラクターブレックファストを9時半に予約してあるので、それまでの2時間半で午後からの混雑が予想されるアトラクションを中心に廻っていく。
マジックモーニングの1時間は勿論だが、アメリカ人達は朝が遅い。日本のディズニーの様に朝一から一気に混雑すると言うことはなく、お昼前後から混んでくるのが普通。
なので、マジックモーニング終了後、一般の開園時間を過ぎても11時過ぎ頃までは人気のアトラクションでも待ち時間が1時間を超えるようなことには滅多にならない。

今回は提供され始めたばかりのサービスであるディズニー・マックスパス(Disney MaxPass)を全日購入して使用するので、午後からのファストパスはこれを使ってスマホでゲットしていく。
マックスパスはフォトパスなので、(パーク内で撮って貰った写真を枚数無制限でネットからダウンロード出来る)パークカメラマンに写真もたくさんとってもらう予定。一部のライド系アトラクションで提供されているアトラクション体験中の写真も、アトラクション出口で自分達の写真の番号を控えておけば(スマホ等で番号が分かるように写真を撮っておけばいい)、後でネット上から自分のフォトパスに入れることが出来る。
マックスパスについての詳細と、利用したレストランやレストランとショーのパッケージ等についての詳細は纏めて別記事にしようと思う。

結論から言って、ディズニー・マックスパスは大いに価値があった。2つのパークを自由に行き来出来るパークホッパーを付けていたので、2つのパークのファストパスを発券所に趣く事無く自由に取得出来るのは想像以上に楽。このシステムに写真撮り放題のフォトパス付きなのだから一人一日10ドルは安いと思う。
ファストパスのシステムとしてはフロリダ、ディズニーワールドで提供されている事前ネット取得の方が更に便利ではあるけれど、マックスパスも十分に満足出来るシステムだった。
是非東京ディズニーリゾートでも何等かの形でファストパスのシステムをアップグレードして欲しいと思う。

ということで午前も午後も30分以上アトラクションに並ばされるようなことは一度も無く、スムースに廻れて全アトラクションを制覇。お気に入りのものは二度三度と乗れるくらいのペース。
今回、4日間パークで遊ぶのでディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャーを自由に行き来出来るパークホッパーは役に立った(後半は両パークのお気に入りのアトラクションを自由に廻れたから)が、もし2日間とかなら一日1パーク(つまりパークホップ無し)で良かったと思う。
ただし、2日間パスはパークホッパー付けないとマジックモーニングの特典が付かないけど…。(3日間以上はパークホッパー無しでも付くし、もし直営ホテル宿泊ならそちらの特典で付く)
そういう意味では東京ディズニーリゾートの3日目からランドとシーを自由に行き来出来るというマルチデーパスポートのシステムは妥当なものだと思う。

私達が訪れていた期間はちょうどピクサーフェストという催しの最中で、ピクサー映画をテーマにしたパレードが行われていた。
パレードは日本の様に何列目まで座って、何列目から立ってといった指示やアナウンスはなく、暗黙の了解で一列目は座り、後方は場所によって臨機応変にといった感じ。(レストランとのパッケージ等の特別鑑賞エリアにはルールが設けられていることもある)
あと、敷物を使う人はいない(中にはいるけどレア)のが特徴。(地面が濡れている等の場合でもパークのマップなんかを敷くくらい)

アメリカのディズニーでのお楽しみ(日本には無い)としてはピントレーディングも。
今回も娘は交換に使ってもいいピンバッジを何個か持参した。交換出来るピンは留め具がミッキーの形になっているディズニーのものなら何でも(何処で入手、購入したものでも)OK。
ただ、ゲスト同士でのピントレは敷居が高く難しい。ピントレ可の人はランヤードと呼ばれるネックストラップにピンを付けて歩いていたり、専用のバッグを携行していたりしてすぐ分かるのだが、(パーク内のどこでピントレをやってもいいのだが、交換を行う専用の場所も用意されている)彼等、彼女らはよほど欲しいピンで無いと交換には容易く応じてはくれない。
なのでいつもキャストとのピントレのみになってしまうが、それは仕方が無い。キャストは絶対に断らないので、欲しいピンを付けているキャストを見つけたら、一番要らないピンと交換していけばいいだけ。

あと、アメリカのディズニーではキャラグリがしやすい。
アメリカ人はあまりキャラクターグリーティングに興味がないようで、ミッキーやドナルドが暇そうに立っているなんて光景を目にすることさえある。トゥーンタウンのミートミッキーも平均的な待ち時間は30分以内が通常だ。
どちらかというとプリンセス系等のフェイスキャラとのグリーティングの方が人気が高いみたいだ。(アナとエルサのグリなどは今でも結構な列になっている)

カリフォルニア ミートミッキー

ミッキーの家でのミートミッキーは約15分待ちだった。フロリダの会話できるミッキーとのグリは1時間以上の待ちにいつもなっていたので、グリーティング全てが空いているということでもない。

ディズニーランドでの夜のお楽しみはファンタズミックとプロジェクションマッピング。
ここカリフォルニアのディズニーではファンタズミックはランドで行われてる。これはさすがに大人気でアメリカでも場所取りは容易くない。鑑賞エリアが確保出来るファストパスもあるのだが、我々はダイニングパッケージを選択した。(指定レストランでの食事に専用エリアでの鑑賞券がついている)
ファンタズミックのダイニングパッケージはレストラン毎に鑑賞エリアが違い、要は高いレストランほど中央、安いレストランは中央よりやや端の方といった感じになっている。
本日はハングリーベアレストランでのファンタズミックOn-The-Goパッケージというのを予約しておいた。日本ではハングリーベアはカレーライスの店だが、ここではバーベキューチキンやポークリブ等のアメリカンフード。
食事時間によって観られるファンタズミックの時間が変わるのだが、我々は一回目(我々が訪れた期間は連日2回行われてた)を選択。
ハングリーベアの場合、ファンタズミックOn-The-Goパッケージ専用のカウンターで食事を受け取ると同時に鑑賞エリアの入場券を受け取れる。
入場券に書いてある時間にエリアの入り口に行けば、専用鑑賞エリアに入れるというシステムだが、そのエリア内での場所取りは早い者勝ちなので、時間よりも早めに行って並ぶのがいい。とは言ってもあまり早すぎると並ぶ列さえ出来ていないので、20〜30分前くらいがいい感じだった。そのくらいの時間になれば、利用したレストラン(つまり鑑賞エリア)毎にエリア入場待ちの列が作られていた。
ハングリーベアは安いパッケージになるが、エリアはステージ中央をやや外れているものの、全く不満の無い鑑賞位置。なので、ファンタズミックのダイニングパッケージは予算と食べたいもので選んでいいと思う。

ファンタズミックパッケージ

ファンタズミックの鑑賞エリア入場券。夜21時の回で、20時〜21時にエリアに来るようにと書いてある。この場合、19時30分〜45分には行ってエリア入場の列に並び、前方の位置を確保するのがお勧め。

ファンタズミックの内容そのものはやはり日本のファンタズミックよりも迫力があって素晴らしい。フロリダのディズニーワールドでも感じたが、とにかくメインのステージとの距離が近い。(フロリダのディズニーハリウッドスタジオで行われているファンタズミックは完全な専用ステージで、ここカリフォルニア・ディズニーランドではアメリカ河で行われる)
大凡の流れは日本のものと変わらないが、演出はかなり違う。実物大スケールの海賊船も登場するわ、最後は蒸気船マークトゥエイン号にキャラクター総出で乗船してのフィナーレ等、さす本家と思える内容。

プロジェクションマッピングは開催されていたピクサーフェストのテーマに沿った、ピクサー映画主体の内容。変わっているのはディズニーランド内、3ヵ所で同時多発的に行われるということ。
メインは眠れる森の美女の城と、メインストリートUSAで、城をメインスクリーンに、ストリート両側の建物にも投影される。
他にイッツアスモールワールドの建物と、アメリカ河のウォータースクリーンという計3ヵ所。
全く異なる場所になるので、3ヵ所全部観たければ3日間必要になる。
アメリカ河のウォータースクリーンはファンタズミックを鑑賞するエリアから見えるので、時間がファンタズミック終了直後であればその場でそのまま鑑賞が出来た。(エリアから追い出される事はない)
イッツアスモールワールドでの投影は一番空いているので鑑賞しやすい場所になる。
だが、やはりメインは眠れる森の美女の城だ。城でのみバズライトイヤーが空を飛んだり(ケーブルで空を飛ぶ)、カールじいさんの空飛ぶ家が実際に上空に現れたりといった演出を観る事が出来るし、演出の一部である花火も城をメインに打ち上げられる。(他の場所では斜めや斜め後方に花火が上がることになる)
城と一体となったメインストリートUSAでの演出もあるので、もし一回(一日)しか観られないなら「眠れる森の美女の城」一択だと思う。ただし激混みだけど。

眠れる森の美女の城

眠れる森の美女の城は東京ディズニーランドのシンデレラ城に比べてかなり背が低いので、投影位置も低くなり、プロジェクションマッピングを鑑賞するにはあまり適していないと思った。

ということでパーク一日目はランドのみを閉園時間の24時まで堪能(夏休み期間中は8時〜24時がランドの開園時間)。明日はカリフォルニアアドベンチャーへ。




ラスベガス・ロス(ハリウッド、ユニバーサル、ディズニー)準備編07


カリフォルニア・ディズニーリゾートの各種手配と予約

アナハイムでのホテル予約は完了したので、あとはディズニーリゾートでの各種手配。
一番大事なパークチケットはいつも通り若干の割引があるミッキーネットで購入することにした。私が今回の旅行の手配を始めた頃、カリフォルニア・ディズニーではパークチケットの値上げが発表されていて、丁度旅行する頃には値上げ後という状況だったが、ミッキーネットで値上げ前に購入することで、値上げ前の価格(と、少しの割引)で入手出来きた。
カリフォルニア・ディズニーリゾートのチケットをミッキーネットで購入するとバウチャーが発行される。それを自宅印刷して実際のチケットと交換しなければ使えない。交換自体はパークのチケット売り場かディズニーランドホテル内のミッキーネットオフィスで行えるので、さほどの手間では無い。(フロリダのディズニーワールドの場合はミッキーネットで購入したチケットもマジックバンドに入るのでこういった手間は無い)

今回購入したのは4日間のパークホッパー付きチケット。パークホッパーとは一日にディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャーを自由に行き来出来るオプション。3日間以上のチケットにはディズニーランドのマジックモーニングが付く。マジックモーニングは指定された曜日(現在は木曜と土曜)に一回限り、一般の開園時間よりも1時間早く入園出来る特典。
残念ながらカリフォルニアアドベンチャーのマジックモーニングは直営ホテルの宿泊者にしか提供されていない。そしてカリフォルニアにはフロリダの様な深夜のマジックアワーは無い。

続いてレストラン予約。
我々はディズニー直営ホテルのゲストでは無いので、予約開始は60日前から。フロリダの様に直営ホテル宿泊者がたくさんいるわけではない(現在直営は3軒で更にもう一軒が建築準備中)一般のゲストの予約開始となる60日前でも十分に希望の時間帯で予約出来る感じ。もちろんスタートダッシュに遅れると、人気レストラン(と、そのパッケージ)はみるみる予約可能な時間がなくなっていく。

ディズニーランドのマジックモーニングを使用する日や、ショーやパレード鑑賞の時間も考慮した上で計画を練っておき、それに合わせて手配をするのだが、ディズニーランドの公式サイトではパークの開園、閉園の時間を40日後までしか公開していない。
なので、60日前にレストラン予約のスタートダッシュをかけるには、ある程度行動に余裕の出来る予約時間にしておくことも大切。

7年前のアナハイム旅行では当時のキャラクターダイニングを全制覇しているので、今回はあまり欲張らずに予約したキャラクターダイニングはディズニーランドパーク内のPlaza Inn(プラザイン)でのキャラクターブレックファストのみ。
あとはショーやパレードを専用エリアで鑑賞出来るダイニングパッケージをメインにした。

  • Hungry Bear Restaurant Fantasmic! On The Go
  • Frozen Lunch Package
  • Sonoma Terrace Paint the Night Reception
  • Blue Bayou Restaurant Fantasmic! Dinner Dining Package

Hungry Bear Restaurant Fantasmic! On The Go 2nd Showはディズニーランド内、ハングリーベアレストラン(カリフォルニアはカレーの店じゃ無い)での軽食とファンタズミックの専用鑑賞エリアのパッケージ。
Frozen Lunch Packageはカリフォルニアアドベンチャー内のCarthay Circle Restaurant(カーセイサークルレストラン)でのコースランチとFrozen – Live at the Hyperion(アナと雪の女王:ライブ・アット・ザ・ ハイペリオン)の優先鑑賞席のパッケージ。
Sonoma Terrace Paint the Night Reception(ソノマテラス・ペイント・ザ・ナイト・レセプション)はカリフォルニアアドベンチャー内、ソノマテラスでのオードブルとデザート、アルコール類(もちろん21歳以上のみ)、ソフトドリンクと、屋外席で座ってペイント・ザ・ナイト(夜のパレード)を鑑賞出来るパッケージ。
Blue Bayou Restaurant Fantasmic! Dinner Dining Package(ブルーバイユー・レストラン・ファンタズミックディナーパッケージ)はディズニーランド内、ブルーバイユーレストランでのコースディナーにファンタズミック優先鑑賞エリア(と、鑑賞エリアで使えるオリジナルクッション)が付くパッケージ。

ファンタズミックの鑑賞パッケージを初日と最終日(4日目)で二つ予約したが、鑑賞エリアの位置は違う。もちろんハングリーベアよりもブルーバイユーでのプランの方が正面寄りで位置がいい。滞在中はファンタズミックが2回公演されるので、ハングリーベアは2ndショー(22時半)、ブルーバイユーを1stショー(21時)で予約。
優先鑑賞エリア内での鑑賞位置は早い者勝ちなので、指定の鑑賞エリア集合時間よりも早めに行って並んだ方がいいらしい。

ファンタズミック・パッケージ

このような鑑賞エリアの入場券がパッケージに付く。この場合、9時開園で、8時〜9時に鑑賞エリアに来るように指示されているが、良い位置で観たければ8時前(エリアオープン前)に行って並んだ方が良いらしい。

あとはダウンタウンディズニー(二つのパークの間に位置するレストラン、ショッピングエリア)にあるTortilla Jo’sというメキシカンレストランでのディナーも予約した。ダウンタウンディズニーにあるレストランもディズニーの公式サイトからパークや直営ホテル内のレストランと同様に予約が出来る。
このTortilla Jo’sというレストランは、週末のディナーでのみマリアッチバンドのライブ演奏があるとのことで、土曜のディナー利用にした。

Tortilla Jo's

Tortilla Jo’sの他、レストランやショップで賑わうダウンタウンディズニーは深夜まで安心して過ごせるエリア。私達の滞在中は深夜2時までオープンしている。(ディズニーランドは24時閉園)

以上でディズニーリゾートでのレストラン予約は完了。
レストラン予約にはディズニー公式サイトのアカウントとクレジットカード登録が必要になるが、これは以前にフロリダのディズニーワールド旅行の際に登録、使用していたものがそのままカリフォルニアのディズニーリゾート公式サイトでも使用出来た。(登録してたクレジットカードだけは期限切れで変更が必要だったが)
いずれの予約も期限内のキャンセル、変更は自由に出来るが、期限を過ぎてのキャンセルや、キャンセルせずに行かなかった場合には規定のペナルティ(罰金)がクレジットカードに(多くの場合10ドル程)課せられる。
一部予約時に全額決済のパッケージもあるが、これも期限内キャンセルでは全額返金される。しかし、期限を過ぎると全額没収となる場合があるので注意。
こういうペナルティが無いと、行けるかどうか分からないがとりあえず予約しておこう…なんて人がたくさんいそうなので、良いシステムだと思う。

予約の確認書は念のために持参した方がいいが、スマホにメールで送られてくる予約確認を保存しておくだけで十分だと思う。基本的にレストランでは予約時間と名前を告げるだけでOKなので、トラブルが無い限りは予約番号等が必要になることはない。(私は今までノートラブルだった)