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オーランド旅行記45・ブルーマンとユニバーサル・シティウォーク


ユニバーサルスタジオからブルーマン・シアターまでのショートカット出口はとても便利。
もしこの専用出口が無ければいったんシティウォークに出て、シアターに行くことになるが、移動時間は10分くらい余計にかかると思う。

ブルーマンは20年以上前、ニューヨークのオフブロードウェイ(小劇場)で観て以来。
劇場が大きくなり、スケールアップはしているのだろうが、あれは小さな空間で観てこそと思っていたので、東京でもラスベガスでも観ていなかった。今回は娘のリクエストでチケットをとった。

思った通り、いくつかの演目、構成は変化しているものの、やってることは変わっていない。
ちょっと洗練されたドリフ(昭和ですまない)みたいなものなので、もちろん子供も楽しめる。ただ、大音響なので大きな音が苦手な子供には向かない。(大人でも)
大劇場ならではなのは最後の巨大バルーンを使った演出くらいか。
まあ、誰でも楽しめるショーなのは間違い無いので一度は観ておいて損は無い。

終演後はシティウォークで食事と買い物。
ユニバーサル・シティウォークの雰囲気はハリウッドのものが一番好き。まっすぐ伸びる通り沿いに店が並んでいる構成はやはり分かりやすい。ここ(オーランド)のシティウォークはかなり立体的な構成でちょっと分かりにくい。そしてここはショップの数が少なく飲食店が中心になっている。
(途中退場、再入園が原則的に出来ない大阪のUSJはシティウォークをパークと一体の施設として利用出来ないので論外)

ショップに関してはユニバールスタジオ・ストアくらいしか見るべき店がない。
品揃えは豊富だが、パーク内で売っている商品の全てがあるわけでは無かった。ただ、ユニバーサルスタジオとアイランズ・オブ・アドベンチャーの両方のグッズがあるので、一度に買い物を済ませたい場合にはここが便利。

食事をする場所は豊富だ。有名どころではハードロックカフェ、エメリルズ、ジミーバフェット、ババ・ガンプ・シュリンプ等がある。
が、我々は手頃なファストフードへ。中華のパンダ・エクスプレスとお寿司のフュージョン・ビストロ・スシ・アンド・サケ・バー(Fusion Bistro Sushi & Sake Bar)がある。
ちなみにお寿司はカウフィッシュ(The Cowfish)というレストランでも食べられる。このカウフィッシュはちょっと変わっていて、ハンバーガーとお寿司の店。

今晩はパンダエクスプレスで食事。
パンダエクスプレスの主食(なぜかサイドと言う)は焼きそば(CHOW MEIN)がお薦め。チャーハン(FRIED RICE)はボソボソしすぎている。
おかず(エントリー)は何と言ってもオレンジチキン。どうもしっくりこないアメリカのファストフード中華の中では絶品の味だと思う。酢豚の味(甘酢)が嫌いで無ければ気に入るはずだ。
ただ、唐辛子が使われているので辛いものが苦手な子供は注意。

シティウォーク・USF

フードコート(ファストフードが集まっている)は上下の階層に別れている。パンダエクスプレスもフュージョン・ビストロも上の方。

食後はボート(水上タクシー)でホテルへ帰る。シティウォークのボート乗り場はホテル毎にラインが別れているので我々はロイヤルパシフィックリゾート行きのラインへ。
既に23時頃だったが、シティウォークはとても賑やかでまだまだ人が多かった。バーも多いので飲みに来る人達も多い様子(深夜2時頃まで営業しているバーもある)。必然的に酔った人もいるが、シティウォーク内は警備も万全にされているので危険な感じはない。

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オーランド旅行記44・ユニバーサルスタジオ・フロリダ


水上タクシー(ボート)でユニバーサルスタジオへ。
ロイヤル・パシフィックからの水上タクシーは頻繁に出ていて、あまり待たされることはない。混んでいるときは一度で乗り切れないこともあるが、次のボートはすぐにやってくる。
乗船時に荷物チェックがあることもあるが、これは毎回必ずではないので、どういう基準で行われているのか不明。ちなみにユニバーサルスタジオではパークエントランスでの荷物チェックは無かった。(アイランズ・オブ・アドベンチャーも)

水上タクシーは10分弱でユニバーサル・シティ・ウォークの船着き場に到着する。
ユニバーサルスタジオとアイランズ・オブ・アドベンチャーの両パークの丁度真ん中辺りに船着き場があるので、ここから両パークへはシティウォークを歩いて数分で着く。

ユニバーサルスタジオ・フロリダ

エントランス前にはもちろんシンボルの地球。

まずは今晩鑑賞するブルーマンのチケットを引き取りに行く。これはユニバーサルスタジオ・フロリダの公式サイトからオンライン購入したものだが、チケットは劇場のボックスオフィスで事前に引き取る必要がある。所謂ウィルコール(Will call)という方式。受け取りには予約番号(プリントアウトしてある)と写真付きID(パスポート)、購入時に使ったクレジットカードが必要。

ブルーマンのチケットを引き取り、ユニバーサルスタジオへ。
パークチケットはネットで格安の3デイズ2パークを購入し、プリントアウトしてある。このチケットは自分でプリントしたものをそのまま使えるもの。WDW同様、入園時にはチケットと指紋認証が必要なので、途中退場、再入場でのハンドスタンプ等は必要がない。(大阪のUSJは年間パス保持者以外の途中退場、再入園を原則禁止しているが、あれはUSJだけの世界でも稀にみる酷いシステム)
指紋は初めての入園時に登録される。

まずはここでのお楽しみ、世界でここだけのハリーポッターエリア、ダイアゴン横町に行ってみる。メインのアトラクションは「グリンゴッツからの脱出」。映画に登場したグリンゴッツ銀行が見事に再現されている。このアトラクションはエクスプレスパスが適用外なのでスタンバイで並ぶしかないが、待ち時間は40分ほどだった。
屋外のスタンバイラインは退屈だが、銀行内に入ってからは見るものが多く退屈しない。なので、40分程度の待ち時間はあまり苦にならない。ライドは3D映像を駆使したコースタータイプ。映画さながらのトロッコによる銀行地下部での冒険が待っている。

ユニバーサルスタジオ・フロリダ

銀行内部の再現は目を見張るものがある。

ユニバーサルスタジオのダイアゴン横町と、アイランズ・オブ・アドベンチャーのホグズミード村は実際に走るホグワーツ特急で結ばれている。2パークチケットを持っているゲストのみが乗車可能だ。これには明日乗ることにして、他のアトラクションへ向かう前にフィネガンズ・バー&グリル(Finnegan’s Bar and Grill )というアイリッシュ・パブ風のレストランでフィッシュ・アンド・チップスの昼食。フィッシュもチップス(ポテト)もかなりのボリュームでこれだけで満腹。

この日廻ったアトラクションは以下の通り。

  • ツイスター 映画ツイスターの再現アトラクション。バックドラフトと同様に前説映像のあと、実際に竜巻を再現させてそれを鑑賞する。もちろん牛が飛ぶ。
  • ディザスター かつての大地震というアトラクションを発展させた、ゲスト参加型アトラクション。大地震に見舞われる地下鉄に乗って、エフェクトを体験するのだが、そのライド体験に、事前にキャスティングしたゲストの芝居を合成した映像が作られる。かなり面白い映像が観られる。
  • メン・イン・ブラック・エイリアン・アタック メン・イン・ブラックを題材にしたシューティングライド(バズのアストロブラスターみたいな)。
  • ザ・シンプソンズ・ライド かつてのバック・トゥ・ザ・フューチャー・ライドを改装したものなので、それに似ているが、こちらの方が面白い。
  • E.T.アドベンチャー 今やここフロリダだけに残るユニバーサルスタジオを代表するほのぼのライド。最後にETに名前を呼んで貰えるのだが、まず聞き取れない…。
  • シュレック4-D USJのと全く同じ。シュレックの4D鑑賞アトラクション。
  • ミニオン・メイハイム 現在一番人気のアトラクション。3D映像ライド。
  • トランスフォーマー スパイダーマンと同じシステムの4Dライド。新しいだけあってこちらの方がスパイダーマンよりも迫力がある。
  • ターミネーター2:3-D USJと一緒だが、何故か我々の時には前説での客いじりが無し。以前、ハリウッドのユニバーサルスタジオで観た時はあったので、本来あるはず。

エクスプレスパスのおかげですいすいアトラクションを廻れる。
エクスプレスパス対応なのに待たされるのはミニオン・メイハイム。とにかく凄い人気。もしかしたらハリーポッター以上かもしれない。アトラクション自体はよくある3Dシミュレーションなのだが、ミニオン人気は凄まじい。
この日廻ったアトラクションの中で良かったのはディザスターとザ・シンプソンズ・ライド、そしてトランスフォーマー。ディザスターはライドに乗る前のゲストのキャスティングと、合成用の撮影に予想以上に時間がかかる。そしてライドもかなり古いものだが、完成した映像はとても面白い。(英語が分からなくても笑える)古いアトラクションを楽しめる様に改良していて感心する。
ザ・シンプソンズ・ライドはとにかく映像が楽しい。これもバック・トゥ・ザ・フューチャーを改装したものだが、楽しさは倍増している。
トランスフォーマーはまさに最新ライド。スパイダーマンとほぼ同じタイプのライドだ。(スパイダーマンはアイランズ・オブ・アドベンチャーにある)

ブルーマンの開場時刻になったので、ブルーマンシアターへ移動。
ユニバーサルスタジオからはブルーマンシアター入り口にショートカット出来る専用の出口があった。

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オーランド旅行記40・シーワールド・フロリダ


朝食は昨日パブリックスで買ったマフィンで済ませ、シーワールドへ。
I-RIDEの乗り場はプレミアム・アウトレットの入り口にあるので、専用の門からアウトレットへ出て、入り口の方に向かう。まだ8時台なのでアウトレットは営業開始前だが、問題なく敷地を通ることが出来る。

プレミアム・アウトレット・バインランドのバス停は始発なので座れないということはまず無い。
I-RIDEはここと北のもう1ヵ所のプレミアム・アウトレットとの間を往復している。
北へ向かいたい場合はNorthという表示のI-RAIDEへ、南に向かいたい場合はSouthという表示のI-RIDEに乗れば良いので簡単だ。もう一つ、RedとGreenという2路線があり、途中別ルートを通るので、それだけに注意。シーワールドはRedでもGreenでも行けるので大丈夫。

I-RIDEに乗り、昨日ホテルで購入した3日間パスのレシートを提示、するとパスと取り替えてくれた。以降はこのパスを専用のリーダーにスワイプすることで何度でも乗車出来る。(3日間は)

I-RIDEは約20分程でシーワールドに到着。シーワールドのバス停はシーワールドの敷地内にある。

シーワールドとアクアティカ(シーワールドのウォーターパーク)の2パークチケットを既に格安チケットをネット販売しているサイトで購入、プリントアウトしているのでそれで入園。
アクアティカには明日行く予定。

シーワールド・フロリダ

シーワールドではWDWやユニバーサルに比べて日本人観光客をほとんど観ない。よほど余裕がないと日本人は来ないようだ。

シーワールドはライド型のアトラクションもいくつかあるが、どちらかと言えばショーがメインなので、まずはショーの時間をチェックして、それに合わせてパーク内を移動することにする。
開園とほぼ同時に入園したので、余裕で廻ることが出来る。

ショーは次のものを鑑賞。

Blue Horizons
イルカショーだが、ちょっとした芝居仕立て。後半は何故か空中ブランコショーという不思議な構成。空中ブランコとイルカの共演が見られるのかと思いきや、独立している。
かなり個性的なイルカショー。

Clyde & Seamore’s Sea Lion High
アシカにオットセイ、アザラシなどが出演するショー。完全な芝居仕立て。(学園青春物)
この手のショーはお絵かき、輪投げ、ボール回し等を見せるだけのものが多いが、これはそれらをドタバタコメディのストーリーの中で見せていく。これもかなり個性的。

Pets Ahoy
犬や猫、小動物による屋内劇場でのショー。これは後に行くユニバーサルスタジオの動物ショーと酷似。同じ人の演出ではないのかと思うほど。(実際そうかもしれない)
ほぼ動物たちがステージ上を走り回っているだけなのだが、猫にタイミングを守らせるのは大変な様子。

One Ocean
シーワールドの目玉のショー。このOne Oceanのシアターはとても遠い場所にあるので、時間に余裕を持って移動した方がいい。(パーク入り口付近からだと徒歩20分はかかる)
シャチによる迫力のショーだが、その巨体故、ジャンプの高さはイルカほどでは無い。お楽しみはその巨体を利用した大きな水しぶき。これを被るために前方のウェットエリアは人気。(本当にずぶ濡れになるのでその覚悟は必要)
実は20年以上前にオーランドに来た際にもこのショーを観ているが、その後にトレーナーがシャチに殺される(水中に引きずり込まれたらしい)という事故が起きたため、現在はトレーナーと一緒に水中で行う演目は全て無くなっている。(トレーナーは一切水中には入らない)
なので当時よりも見応えはなくなっているのは確か。
シャチのショーは沖縄の美ら海水族館でも観たが、劇場の規模を除けば内容的には美ら海水族館のショーも同等。楽しさではシーワールドより勝っているかもしれない。

ショーに分類されていないが、TurtleTrekという、全方位スクリーンで3D鑑賞する海亀の映像ショー(アトラクション)なんかもある。
もちろん水族館らしい展示アトラクションもあって、例えばShark Encounterはチューブ型のガラス通路から鮫を観ることが出来る。

ライドはまずEmpire of the Penguinに。ペンギンをテーマにしたライド型アトラクションでとても人気があるが、特に迫力は無し。ライドが波に揺られるように揺れ動きながら移動していく。
最後は冷蔵庫の様な温度の、南極を再現したエリアで本物のペンギンたちを鑑賞。

シーワールド・フロリダ

南極基地の再現もあった。気温も本当に南極。

Wild Arcticはスターツアーズの様なシュミレーションライドで、ヘリコプターに搭乗して北極を冒険する設定。これは20年以上前に来たときもあって、当時は最新アトラクションだったが、今ではかなり古い施設。入り口がライドとウォークに別れているのでライドのラインに並ばないとシュミレーションライドには乗れないので注意。(場所がOne Oceanのシアター近くなので、One Ocean鑑賞の前後に行くのがお薦め)

この他に、体が地面を向く形で乗ることで有名なMantaをはじめ、Kraken等の絶叫型のコースターライドがある。間もなく最新の絶叫コースターMakoもオープンする。

途中スコールでショップでの雨宿りを強いられたりしたが、午後4時頃までにほぼ観たいものは全て観ることが出来た。

帰りももちろんI-RIDEで帰ったが、乗り場は結構混んでいた。
こりゃ座れないかなと思ったが、シーワールドからはNorth(北行き)に乗る人が多く、South(南行き)に乗る人が少なかったので余裕だった。

終点であるプレミアム・アウトレット・バインランドのバス停で降りると、すぐ目の前にマクドナルドがある。今日はこちらに来て初めてのマクドナルドで夕食。
こちらのマクドナルドで楽しみにしていたアンガス・バーガーが何故かメニューに無い。レギュラーメニューから消えたのか、この店にだけないのかは不明。
仕方なく日本でも食べられるような普通のバーガーを食べた…。

マクドナルドUSA

アメリカのマックではアンガスバーガーが食べられるのが楽しみだったので残念。あれが無いならわざわざマックで食べる必要もなかった。

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