娘のパスポートが昨年で切れているので、新たに申請しなければならない。
ご存知とは思うが未成年の場合は10年有効のパスポートは作れず、5年のみだ。
パスポート申請方法は大人とほぼ同様。
必要書類も同じだが、申請書裏面の法定代理人(普通は親)署名が必要。サインも原則子供本人が行うが、自分の名前を書けない年齢の場合には親が代筆し、サイン欄の代筆した子供氏名の下に「親の氏名(父)代筆」の様に書き添える。
平仮名でも片仮名でも本人が名前を書けるなら本人に書かせて良い。サイン欄の枠内に書くことは必要だが、サインは漢字で書く必要も無いし、正確である必要もない。(筆跡が現時点で本人のものであれば通用するし、サインとはそもそもそういうもの)
申請は代理人(親)が行えるが、受け取りはたとえ赤ちゃんでも本人が出向く必要がある。もちろん親と一緒に。
必要書類の中に本人確認書類というものがあり、写真付きの公的証明書(運転免許証等)は一点でいいが、写真のないもの(保険証等)の場合は二点必要となっていると思う。
しかし子供の場合は写真付きの公的証明書を保持していないことがほとんどだろうし、健康保険証以外の本人確認書類等無いというケースが多いと思う。
この場合は保険証と母子手帳でOKという場合もあるし、親の本人確認書類でOKという場合もある。このへんは申請を行う都道府県で若干対応が異なるようだが、いずれにしろ2点用意出来ない子供の申請の場合には、対処方法があるので、確認しておいた方が良い。
写真は子供と言えども厳格に要件を満たす必要があるので、自分達で用意する場合は注意が必要。(デジカメで自分達で撮影したものでも要件が満たされれば大丈夫)
赤ちゃんの場合には規格内(頭頂部から顎の下端までが34mm、+−2mm以内)に収めようとすると、顔全体が写真に収まらないというケースがある。この場合には写真の寸法内に顔全体を入れることが優先される。首が座っていない場合には仰向けに寝かせて上から撮ると撮りやすい。(寝かせた背景に注意)
申請時に必要な書類は以下の通り(大人も子供も同じ)
- 一般旅券発給申請書(未成年は5年用しか使えない)
- 戸籍抄本または戸籍謄本(6ヶ月以内に発行されたもの)
- パスポート用写真
- 本人確認書類(保険証、免許証、学生証等)1点、又は2点
- 住民票の写し(住民登録をしていない都道府県で申請する場合と、住民基本台帳ネットワークの利用をしない場合に限り必要なので、ほとんどの方は不要)
以前は葉書なんてのも必要だったが、現在は不要だ。
パスポートは通常一週間程度で発行される。しかし余裕をもって旅行の一ヶ月以上前には取得しておいた方がいい。パスポートが手元にないと、ESTAの申請も行えないので、例え出発日に間に合っても、ギリギリだと困ることがある。
パスポートは現在殆ど機械読み取りを行うので、ビニールカバーの様なものを付けない方がいい。(付けていると外す様に言われる)いちいち外すのが面倒になる。取り出して使い、使ったら収納するタイプのパスポートケースに裸のまましまうのがいい。