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成田空港に車で行く場合


成田空港までのアクセスは鉄道とバスの利用が主になるが、自家用車で行きたいという人も多いだろう。荷物の運搬等を考えても車はやはり便利だ。
実際、鉄道で成田空港に行く時には重いスーツケース等は空港宅配サービスを利用して事前に送ってしまうようにしているが、車なら当日空港まで自分達で持って行っても苦にならない。

車で空港に行く場合に考えなければならないのは駐車場だ。
成田空港の駐車場に駐めてしまえればそれが一番便利なのは言うまでもないが、安くなったとはいえまだまだ高く付く。
そこで多くの旅行者は周辺の安い駐車場に駐めることになる。一旦駐車場に車を預け、そこからマイクロバス等で空港に向かうという手間はかかるが、料金を考えれば一番現実的な選択肢だ。
周辺駐車場は格安なものから屋根付き保管のやや高いものまで選り取り見取りだ。
帰国時は空港まで車を届けてくれるというサービスを行っている所もある。
格安駐車場の相場は行き帰り共にバス送迎で10日間で5千円くらいといったところだろう。
これくらいの値段なら、空港までの交通費も他の交通手段に比べて圧倒的に安くなるので、車で行く利点が大きくなる。(車を持っているならだが)

成田空港周辺駐車場

空港周辺には駐車場がたくさんあるが、事前に予約しておいた方が確実。

フライトが午前中の場合や、帰国便の到着が午後遅めの場合には駐車場無料サービスや、宿泊者への格安駐車料金を提供している周辺ホテルでの前後泊を考えるのもいい。
フライト前日の前泊か帰国時の後泊をすれば、旅行期間中車をホテルの駐車場に駐めっぱなしにしておける。ホテル空港感は専用の送迎バスを使うことになる。
駐車できる期間は2週間までに設定されている場合が多いが、その期間に収まる旅行なら検討の価値大だ。最近は無料サービスのホテルは減ってきているが、有料でも格安駐車場並の料金設定で提供しているホテルもあるので、前後泊を考えるならそういうホテルを選ぶべき。
時期やプランによっては宿泊料を含めても格安駐車場と同等の料金で収まるホテルもある。
前泊であれば空港への到着時間を気にせずに出発できるという利点もある。

自家用車での空港往復は楽だし便利ではあるが、万が一の事故や渋滞といったリスクもある。
都心や遠方から空港に向かう場合はかなり余裕を持って出発することが大切だ。
最低でも通常の所要時間プラス1時間は余裕をもった方がいいだろう。そういう意味では鉄道で行くよりも結果的に時間が必要になる場合が多い。
更に、帰国時は長時間のフライトで疲労していることも考えられる。そのまま車を運転出来るかどうかも考慮した方がいいだろう。

私の場合、2週間以内の旅行なら駐車場サービス付きのホテルに前泊か後泊で車で行く。それ以上の旅行期間の場合には成田エクスプレスを利用している。


海外旅行保険は加入するべき


海外旅行の際には海外旅行保険への加入を検討するもの。
一人旅の頃はクレジットカード付帯の保険で十分と思って別途に海外旅行保険に入ることは無かった。
子供と一緒の旅でも旅行期間が一週間程度であればカード付帯の保険のみで出掛けることもある。
私のクレジットカードに付いている保険は同行家族もカバーされる。
補償の内容は本人の死亡が2千万、家族は5百万、怪我疾病治療が2百万、それに携行品50万という感じ。海外旅行の場合はクレジットカードでの旅費支払い等の適用条件無し、旅行期間は90日まで対応。
普通に考えればこれで十分なのだが、よくよく考えると極端に低い補償がある。
怪我と病気の治療費だ。
特別なスポーツなどをするようなアクティブな旅行はしないので、怪我の危険はそれほど高くはないのだが、怪我にしろ急病にしろ、絶対に無いとは言い切れない。
この辺は確率の問題でもあるので、旅行期間に応じて検討することにしている。旅行期間が長ければ長いほど、保険を使う事態の発生確率は増えるわけだ。
短期間の旅行であれば、よほどの重病でない限りは帰国までなんとかするという事も可能だろう。

そこで旅行期間が2週間を超える場合は別途に海外旅行保険に入る。
入るべき保険は心置きなく病院に行けることを前提に治療費の補償が高いものだ。

そもそもいちいち保険なんかに入らなければならないほど海外旅行は危険かのか?国内旅行ではその都度旅行専用の保険になんか入らないのに…と考える人もいるかもしれない。
確かに行き先にもよるが海外旅行が国内旅行に比べて著しく危険ということはない。しかし国内と海外では事情が全く異なってしまう部分が病院代、治療費というやつだ。

国内であればどこにいようと健康保険での治療が受けられるが、海外では日本で加入している健康保険は適用されない。それに加えてアメリカのように極端に医療費の高い国では、風邪で受診しただけでも10万円を超える診察料が請求されることも珍しくはない。
10万円程度であれば払うことも無理ではないだろうが、検査機器を使用したり、1泊でも入院したり、救急車を使うことでもあればあっと言う間に百万円を超えるだろう。
そう考えると万が一の場合に遠慮無く医療施設を利用したいと思えば2百万程度の保険ではぎりぎりだし、最低ラインなのだ。
出来れば無制限、最低でも2千万円の医療費が保障される保険が望ましい。

最近はインターネットで簡単に入れる海外旅行保険も増えている。
治療費2千万なら旅行日数1ヶ月で1万円程度の保険料で加入出来るものも多いはず。

クレジットカードに付いてくる保険の内容を確認した上で別途加入する必要があるかどうかは検討すればいいわけだが、もし海外旅行保険が付帯しないクレジットカードしか持っていないという場合には、海外旅行保険への加入は必須と言える。子供と行くなら尚更だ。
補償されるということも大切だが、万が一の場合に保険会社のサービスセンターが病院の手配や、手続きを仲介してくれるという安心も付いてくる。

アメリカでは都市によって医療費はかなり違うのだが、参考までにロサンゼルスでの平均をあげると、相部屋での入院費は基本1泊約22万円、盲腸で2泊入院して手術を受けた場合は約170万円だ。
投薬や検査等、色々と加算されていくとあっと言う間に数百万円になるのは想像に難くない。

ちなみにアメリカのドラッグストア(ウォルグリーンやロングス・ドラッグス、医薬品販売をしているターゲットやウォルマート等)では、軽度の症状であれば簡単な診察の様なことをして処方箋を出し、薬を販売してくれるインストア・クリニックと呼ばれる施設を併設している場合もある。ちょっとやそっとのことでは病院にかかれない人々が多いので、そういうサービスがあるわけだ。

retail health clinics

店の奥に見えるのがインストアクリニック。処方箋薬局の様な感じで存在する。

更に海外で治療を受けた場合にも、帰国後の手続きで国内の健康保険を適用して貰える「海外療養費」という制度があることも知っておこう。ただし同じ医療行為を日本で受けた場合の医療費を基準として支払われるので、これで安心という制度では無い。例えば日本では10万円で済む医療行為ならそれを基準に保険が適用されるということだ。海外では100万円かかったとしてもそれは考慮されないので、海外旅行保険の代わりには到底ならない。


アナハイム滞在時に行きやすいスーパー


アナハイムにあるカリフォルニアディズニーリゾート。
この付近への宿泊であればショッピングスポットはまずダウンタウンディズニー。土産物の買い物にはいい場所だが、飲料やスナック、日用品を買える様な店はない。
もちろん各ホテルのショップはあるが、例によってとてもお高いし、品揃えはいいとは言えない。

徒歩圏にアナハイムガーデンウォークというちょっとしたショッピングモールもあるのだが、ここも日用品の買い出しには適さない。どちらかと言えばレストラン利用に出掛ける場所だ。

徒歩で行ける範囲で日用品や飲食物の購入が出来る(安く)場所はハーバーブルバードとウェストカテラアベニューの角にあるセブンイレブンしかない。
*2018年の夏に再訪した際には、この角にCVSとウォルグリーンが出来ていました。日用品、飲料やスナックの買い出し程度であればスーパーに行く必要の無い品揃えです。

611 West Katella Avenue<br /> Anaheim, CA 92802

数日ホテルで過ごす分だけの買い物ならこのセブンイレブンでも十分かもしれないが、アメリカらしい大型スーパーでの買い物を楽しみたければ最も近いのはターゲットになる。
ディズニーランドの入り口付近からだと、歩いて行ける距離では無いが、ハーバーブルバードをバスでまっすぐ10分ほど南下するだけですぐに行ける。

行きのバスはハーバーブルバードのディズニーリゾート入り口側からMTA(バス)の43番に乗ればいい。まっすぐ南下してチャップマンアベニューという通りを過ぎたらすぐがターゲットのバス停だ。

アナハイムのターゲット バス停

ターゲット前のバス停

行きはターゲットの反対側の車線に着くので、横断歩道を渡れば到着だ。帰りはターゲット側から北に向かう43番でディズニーリゾート入り口付近まで戻れる。
移動の際の治安は日中なら全く問題は無い。ターゲットの前のバス停も昼間は利用者が多いと思うので不安はないはずだ。

12112 Harbor Blvd<br /> Garden Grove, CA 92840

ターゲットと隣接して99セントショップもある。
日本の100均に比べるとかなり品物は低レベル。お菓子や飲料もあるが、本当に口にしていいのかと迷う様なものが並んでいる。カップ麺などもあるので話の種に買ってみるのはいいかもしれない。
更に近くにリカーショップ(酒屋)もある。

まあアルコール類も含めて大概のものはターゲットで手に入ると思う。
というわけで、アナハイムでの買い出しは簡単に行けるターゲットがお薦め。