最近は航空会社の荷物規定が厳しく適用されることもあって、旅行の荷物を減らす工夫は以前よりも必要になってきた。数キロオーバーしただけで高額な超過料金が必要になってしまう。
スーツケース等の重量を自分で調べる場合は体重計を使うといい。まず自分の体重を量り、その後スーツケースを持って体重計に乗って計った重量から自分の体重を引けばいい。
制限重量や制限個数は航空会社や路線、座席クラスで異なるので事前に調べておこう。エコノミーの場合、スーツケース一個につき概ね23キロ前後だ。
機内に持ち込む手荷物に関してはサイズは厳格だが、重量を量られることはまず無い。(実際は10キロ等の制限がある)
行く時よりも帰りの方が荷物が増えるのが普通なので、行きの荷物を軽くしておくことは大事。
まず必要かどうか分からないけどとりあえず持って行くということはやめること。
絶対に無くては困るというものだけに絞るだけでかなり減らせる。
ガイドブック類も現在では不要なことがほとんどだろう。インターネットが普及する前は私もガイドブックを持参したりしていたが、出版物の情報は大概古くなっていて、信頼性に欠ける。
情報も地図もノートPCやスマホがあれば事足りるし、常に最新の情報を得ることが出来る。
どうしても現地で参照したい本の情報があるなら、必要なページだけをコピーして持って行こう。
海外のホテルはアメニティ等がほとんど用意されていないことが普通なので、持参しなければならない物がその分増えてしまうが、可能な限り、現地で使い捨て出来る物にするといい。
例えばスリッパ等は100均で手に入るような物で十分だろう。帰国の前に捨ててしまってよいものにすることで、帰りの荷物を減らすことが出来る。
同様に下着類やTシャツ等はそろそろ捨ててもいいかと思うような古い物を持って行き、一度着たら捨ててしまうというのも有り。
現地で衣類を買うことを考えているなら、その分、持参する衣類を減らし、買った物を現地で着ればいい。
衣類が一番重量を占めると思うので、これを減らす工夫が一番大事だ。
旅慣れた人は荷物が少ないというが、観光旅行でみやげが増えるのは仕方が無い。
だからこそ要らない荷物を減らす事が大切だ。
最近、帰国便の空港で重量超過を指摘され、慌ててスーツケースを広げている人をよく見かける。もしもの場合に慌てないで済むようなパッキングの工夫もしておこう。
ある程度の重さがあって、手荷物にする事も可能な物(液体でない等)は、スーツケースのすぐに取り出せる場所に入れておこう。
航空会社によっては荷物を二つまで預けられる場合もある。その場合には、口のちゃんと閉まる折り畳み式のバッグがあれば、二つに分けて預けることも可能だ。