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海外旅行とクレジットカード


海外旅行に行くならクレジットカードは持って行くべき。トラベラーズチェックが使えなくなったので、もしカードが無ければ全て現金ということになってしまう。
現金と違って落としたり盗まれたりしても、すぐに気が付いて止めてしまえば被害はない。不正使用、スキミングが心配ということもあるが、ちゃんと明細をチェックしておけば覚えの無い支払いは返金して貰うことも出来る。
旅行中のカードの控え、レシートは必ずとっておこう。控えやレシートと異なる代金を請求された時は証拠になるし、もし全く使った覚えの無い請求だった場合も、それを申し立てればちゃんと調べて、返金処理をしてもらえる。この場合、カードは一旦破棄されて、新しいカードを再発行という形になることが多いので、面倒ではあるが、被害を無くす為には仕方が無い。
申し立てには期限があるので、旅行中の支払いが全て完了するまではきちんと明細を確認しよう。

カードのサインは出来るだけ漢字で書いておくといい。外国人が漢字のサインを真似ることは至難の業だ。パスポートとクレジットカードのサインを照合される場合もあるので、双方のサインは同じにしておいた方が無難。つまりパスポートのサインも漢字にしておくのがいい。

私の場合、一度だけ覚えの無いネットサービスの利用代金を請求されたことがあったが、確かに自分は利用していないという書類に署名捺印して返金してもらえた。(カードは新たに再発行)
実はもう一回、利用した覚えの無い請求を見て、カード会社に問い合わせたことがあったが、これは私の勘違いだった…。ガソリン代だったのだが、スタンド(ガスステーション)の名称が一見してそれとは分からない名称だったために使った記憶がないと思ってしまったのだ。
詳細な使用日時と店の場所をカード会社が調べてくれて、ガソリンだと気が付いた。

アメリカ(ハワイやグアムも)に行くならクレジットカードは便利以上に必需品になる。
レンタカーを借りるにもホテルに泊まるにもカードが無ければ断られることがあるし、現金で受け付けてくれた場合にも高額なデポジット(保証金)が必要になったりする。
車や部屋の備品の盗難防止が目的のデポジットなので、利用料金以上に必要なケースが多い。
クレジットカードがあれば問題はない。
日本ではそんなことはないが、アメリカではカードを持ってない人=怪しい人だ。
アメリカ人は少額でもカード払いをする人が多いので、カードが使えない店は滅多に無い。

カードの種類はVISAかMaster、その提携カードならほぼ問題はない。
AmericanExpressももちろんメジャーだ。
JCBもそれなりに使えるが、VISA、Master、Amexに比べると使える店が少なくなる。
ハワイやグアムといった日本人観光客が多い場所ではJCBでも問題はないが、本土ならやはりJCBだけでは心許ない。(観光地ではJCBのトラベルデスク等、日本人観光客に特化したサービスを色々提供しているので、1枚持っていたいカードではある)

visa_master

VISAとMasterはほぼ全世界で通用する

クレジットカードを持つなら海外旅行保険が付帯されているものを選ぶべき。
適用条件や保険金の内容も大事。航空券や旅行代金を該当カードで支払っていないと適用外になったりする場合もある。補償額が極端に少なくても困る。
出来れば適用条件に旅費の支払い条件が無いもので、それなりの補償額のものを選んだ方がいい。同行する家族にも保険が適用されることも大事。
条件の良いカードはゴールド以上といったこともあるが、最近はゴールドカードも取得しやすくなっている。以前はゴールドカードと言えば年1万以上の会費が必要だったりしたが、最近は千円〜数千円で持てるものが登場している。
ゴールド以上なら空港のラウンジ使用が出来る場合も多いので利用価値は上がる。
付帯される海外旅行保険の保証内容としては、本人も同行家族も最低、死亡1千万以上、治療費2百万以上は欲しい。日本の保険が効かない海外では百万超えの治療費がかかってしまうこともざらだ。

カード付帯の旅行保険は万が一の保険金申請をする時以外、特に旅行日数等を申請する必要は無い。旅行に出掛けた時から帰宅までが自動的に保証の期間になる。(出発から帰宅までの日数には限度はあるが、通常の観光旅行なら気にする必要はない)

私の場合、海外旅行に持って行くカードは2〜3枚。
海外旅行保険の条件が良いVISAかAmexのカードをメインにして、予備にもう1枚、行き先がハワイとかならJCBも1枚といった感じ。メインと予備は別々の場所に携帯した方がいい。
万が一の為にカード番号とカード会社の緊急連絡先も控えておく。

日本から旅行先の各種予約をネットを通して行った場合は、その時に使ったカードを忘れずに持っていくこと。予約や事前支払いで使用したカードを本人確認に使うことが多いので、別のカードを持って行ってしまうと、予約したり、支払いを済ませたサービスを受けられない場合があるので注意。


国際線 飛行機の選び方


個人旅行で飛行機を予約する場合の選択基準は何を優先するかで様々。
料金、加入しているマイレージプログラム、サービス、機材等々、人ぞれぞれ優先することが違う。
私の場合の優先順位は1料金→2座席配列→3マイレージプログラム(つまり航空会社)。
やはり安いに越したことはないが、子供と窓側2席を使いたいので、座席配列も重要。この二つの要素を満たしている便があれば、あとは加入しているマイレージプログラムから選ぶ。
多少の値段差なら座席配列を優先させるし、マイレージ加入の有無も目を瞑る。要は優先する3条件を考慮しながら、バランスで選択する。
飛行機が直行便ならどの航空会社の便でも所要時間に大差は無いが、到着時間や帰国時の現地出発時間も選択する際に考慮することになる。乗り継ぎ便なら所用時間も。この辺は便利な便ほど高いのが普通。

飛行機は出発日と帰国日の組み合わせで料金が変わる。同じ出発日でも帰国日をいつにするかで大きく違ったりするので(逆も)、旅行に使える日数から、最短何日以上、最長でも何日以内と決めて、その範囲で最も安い料金の組み合わせを探す。
最低の料金の組み合わせと希望するベストな日程との差額がそれほどでもなければ、もちろん希望する日程にする。

料金は常に変動するので、その時点で最安であってもその後にもっと安くなるということもある。もちろん逆に高くなることもあるので、こればかりは運次第。
キャンセルや変更がきくなら、安くなっているのを発見したら変更してしまえばいいのだが、格安の航空券は変更もキャンセルも不可という場合が多い。
この辺は予約時点の料金を納得したのだから諦めるしか無い。
国際線の予約開始は航空会社によって多少違うが、330〜355日前。
早くとれば希望の席を選び放題なのは勿論なのだが、料金がころころ変わることと、機材変更で席が変更されてしまう可能性があることは覚悟しなければならない。
急な機材変更はどうすることも出来ないが、事前に機材変更が決まっていれば、その時点で席を再指定出来るので、出発日まではたまにネットで予約便の状況を確認した方がいい。
(時間が変更されることもあるので)

航空券の予約と購入はネットで行うのがベター。
各航空会社の様々な便を、料金、シートマップを一度に見ながら比較出来るし、同じ事を電話予約でやろうとしたら手間と時間がとてもかかる。
注意点として料金は各種税金や燃油サーチャージを含んだ総支払額で比較すること。
デルタ航空は子供料金での予約が電話でのみしか出来ないこと。(大人料金での比較をしておけば子供料金も大凡算出できる。2歳以上12歳未満は大人料金の75%)

飛行機

キッズミールや制限食等のオーダーもネットから出来る

ローコストキャリアを使う場合は、何が含まれていて何が含まれていないのかをちゃんと確認すること。(オーストラリアと日本の間で運行しているジェットスター等)
ローコストキャリアの場合は機内サービスは飲み物も食事も有料、預け入れ荷物も1個から有料だったりするので、希望するサービスを自分で決めることはもちろん、行きと帰りの荷物の重量等まで自分でちゃんと予想を立てて予約しないと、思わぬ出費が増えてしまう可能性がある。


アメリカ喫煙事情


この記事は全く煙草を吸わない方には無用なのでご了承を。

アメリカは喫煙者に厳しいというイメージがある。
実際どうかと言えばその通り。しかし昨今では日本でも同様なので、大きな違いはないかもしれない。ヘビースモーカーにとっては厳しいが、日に数本でいいという人なら問題ないかもしれない。

州にもよるが自宅を除く屋内での喫煙は禁止されている場合が多い。バルコニーでも吸えない。
喫煙可能な場所は屋外にしかないので、それだけは覚悟しておこう。
日本の様に屋内の何処かに喫煙ルームがあったりはしない。
なのでレストランやカフェにも喫煙席はない。
空港でも同様で屋根のある場所に立ち入ったらもう喫煙できる場所は無い。

しかし観光地であれば屋外には喫煙スペースが設けられていることが多い。ディズニー等のテーマパークでもパーク内の何処かに喫煙スペースがある。
しかし広いパークに通常2ヵ所くらいしかないので、離れた場所から喫煙の為だけに移動するのは正直大変だと思う。近くを通りかかった時に利用するのがいい。
ハワイではホテルの外に出ればあちこちに喫煙スペース(と思われる灰皿のある場所)が点在している。(広い敷地を持つホテルなら敷地内のどこかに喫煙スペースがある)

ハワイの灰皿

ハワイでよく見る灰皿。日本では見ない形。

屋外で喫煙可能な場所というのは、建物の出入り口から何メートル以上離れていることといった決め方がされている場合が多いらしい。なので、周囲に人が出入りするような所がない場所で、そこが屋外であれば基本的に喫煙は可能。
よく駐車場等で喫煙している人も見かける。少ないが歩き煙草の人もたまにいる。
しかし、日本以上に煙草を嫌う人が多いことも事実なので、周囲に人がいる環境では喫煙可能であっても吸わない方が無難。全く人気の無い場所を探すか、喫煙スペースを見つけた方がいい。
(周囲に全く人気がないということは治安の面でも不安)

ホテルでは室内は勿論だが、バルコニーも禁煙なので、ちょっとくらいならなんて気はおこさないようにしよう。かなりの確率でバレるようだし、罰金は高額。
面倒でもホテルの外に出て吸うように。

アメリカ人に喫煙者がいないわけではないので、喫煙スペースに行けばそれなりに喫煙者がいる。そういう所で「煙草をくれないか」と言われるケースがある。
煙草は日本よりも高額(最近では価格が近づいてきているが)なことが多いので、日本人は気前がいいと思われているのか、おねだりされる。(これはヨーロッパも同じ)
あげるかあげないかは自由ではあるが、くれと言われる度にあげていたらキリがないので、嫌ならはっきり「ノー」と言おう。それ以上は要求してこないはずだ。

何にしてもアメリカで喫煙するのはそれなりに苦労する。
吸わないのが一番だし、旅行を機に禁煙してみるのもいいかもしれない。(旅行と同時に始めるのではなく、事前に禁煙を始めた方がいい)
旅行の貴重な時間を喫煙の為に消費することもないし、周囲に気を使う必要もないし、吸えない場所でイライラすることもない。何より体にいい。