日本から一番近いアメリカ本土、カリフォルニアのロサンゼルス(通称ロス)。
飛行機の便も多く、安いフライトでも99%直行便。(残りも1%が存在するかは不明)
9時間半〜10時間半程度のフライトで到着するので海外旅行初心者でも行きやすい場所だ。
私も初めての米本土はロスだった。以降、何度となく訪れている。
ロスには(正確には近郊には)何と言ってもディズニーリゾートとユニバーサルという二大テーマパークがある。残念ながら同じく両巨頭が存在するオーランドに比べるとどちらも規模は小さいが、その代わりどちらもここが本家だ。
由緒正しいテーマパークの原点を味わうならロスより他にない。それにロスへの旅はオーランドの旅に比べてかなり安く、遊び尽くす為の日数もあまり必要としない。
ということで、私がお薦めするテーマパークを中心としたロスの旅をご提案。
旅行日数は最短で3泊5日も可能なコースだ。出発は成田を想定。
旅程は以下の通り。
1日目 日本初ロス到着 アナハイム泊
羽田発よりも成田発の方が便数も多く、安い便も成田発が多いはず。1日戻って朝着となるが、頑張って遊ぼう。空港からの移動はディズニーランドリゾートエクスプレス(ロサンゼルス空港とアナハイムのディズニー周辺主要ホテル間を約1時間毎に結ぶ有料バス)というシャトルバスを使うのが便利なので、初日はこれを使ってディズニーリゾートのあるアナハイムへ。
ホテルに荷物を置いてすぐディズニーランドかディズニーカリフォルニアアドベンチャーへ繰り出そう。
ホテルだが、予算が許すなら3件有るディズニー直営のいずれか、経済性を求めるならハーバーブルバード沿いで、出来るだけディズニーリゾート入り口に近いホテルをお薦めする。この基準で選べば治安もパークへのアクセスも問題ない。
私達はパークビューインというモーテルタイプのホテルを選んだ。ディズニーの目の前でアクセス最高。
2日目 ディズニーで遊ぶ アナハイム泊
前日にディズニーランドを中心に遊んだならディズニーカリフォルニアアドベンチャーへ。カリフォルニアアドベンチャーを中心に遊んだならディズニーランドへ。これで2パーク制覇。
3日目 ユニバーサルスタジオへ移動 ユニバーサルシティorハリウッド泊
ユニバーサルスタジオに着いたら早速パークへ。一日本物の映画スタジオである本家USHで遊ぶ。
移動は時間効率を優先してタクシー、又は現地のツアー会社(Elephant Tourさんやロサンゼルス大全さん等)が提供している定額制の日本人向けハイヤーサービスをお薦めする。短期間の旅では時間をお金で買った方がいい。いずれにしても100〜150ドル近くかかる。
レンタカーを運転出来るなら問題解決だ。アナハイムにはレンタカーオフィスがたくさんあるので、自分で運転していこう。朝出て夜までゆっくりユニバーサルスタジオで遊んで帰ってくればいい。
もちろんホテルを移動する必要はない。翌日は又ディズニーランドリゾートエクスプレスで空港へ向かえば良い。
ユニバーサルスタジオでのホテルは利便性からシェラトン・ユニバーサルホテルかヒルトン ロサンゼルス/ユニバーサル シティをお薦めする。徒歩でアクセス出来るので、夜までゆっくり遊べる。
4日目 帰国の途へ 機中泊
成田へ向かう飛行機は昼頃までに出発する便が多い。ホテルを朝出なければ間に合わないことも多いはずだ。
5日目 帰国
以上。
旅行日数を1日増やすなら、アナハイムかユニバーサルのどちらかお好みの方を一日増やす。
2日増やすならアナハイムとユニバーサルどちらも一日ずつ増やす。
3日増やすならアナハイムを2泊増やし、ユニバーサルを1日増やす。ユニバーサルスタジオは計2泊もあれば十分だ。アナハイムで余裕が出来た分、アナハイムから行きやすいナッツベリーファームや、ショッピング好きならサウスコーストプラザとかにも足を延ばせる。
それ以上日数を増やせるなら、ロサンゼルス観光やサンタモニカ辺りへも行ってみるといいかもしれない。
ただ、ロスのダウンタウンは治安のよろしくない場所が点在しているので、ディズニーやユニバーサルで過ごすような安心感がないことには注意したい。個人的にはロサンゼルスやサンタモニカへの観光は、ハリウッドの中心部辺りに宿をとって、そこから日中に出掛けることをお薦めする。
ハリウッドからならダウンタウンにもサンタモニカにもさほど時間をかけずに移動が出来る事と、ハリウッド観光が徒歩で出来る事が理由。(ハリウッド大通り中心部の治安は日中は問題ないが、日没以降はチャイニーズ・シアターのあるハリウッド大通りから路地に入ってはいけない)
今回はあくまでもテーマパークを中心とした旅行を考えた。
ロスの治安があまりよろしくない事は有名だが、ディズニー周辺のハーバーブルバード辺りや、ユニバーサルスタジオのユニバーサルシティウォーク界隈なら夜遅くまで全く問題なく歩ける。
テーマパークとその周辺に限れば、夜遅くまで安心して遊べる
以下も参照