アメリカに3ヶ月以内の観光目的で行く場合にはビザは不要。代わりに必要になるESTA。
一度取得しておけば2年間有効だが、今回オーランドに行くに辺り切れていたので取得し直し。
パッケージツアー等では代行してくれる所もあるようだが、もし余分な代行手数料を取られるなら自分でやった方がいい。又、最近ではネット上にもESTA申請代行業者なるものが多数存在するようで、中にはあたかもESTAの公認サイトであるかのような表現、デザインを施した紛らわしいものもある。
これらは自分でやれば5〜10分で終了する作業を代行するだけで代行手数料を得ようとするもので、利用する価値は無い。
そもそも代行業者に伝えなければならない情報を入力する必要があるのだから、最初からESTAの公式サイトでそれらを入力するのと何処に手間の違いがあるのか分からない。代行によるメリットが不明だ。2015年6月現在、ESTAの申請手数料は一人14ドルだ。
ESTAの公式サイト「ESTAオンライン申請サイト」では日本語にも対応している。
これが公式サイトの画面
申請時に必要な情報は氏名や住所、国籍、出生地等の他にパスポート情報、緊急時の連絡先や米国内での連絡先等だ。米国内連絡先は滞在予定のホテルの住所や電話番号でOKだ。(複数箇所に宿泊の場合はメインの場所だけで大丈夫)
あとはお決まりの質問に対するイエスノーをチェックすればいい。
入力作業自体はどんなに遅い人でも10分もあれば終わるだろう。手数料はクレジットカードで支払う。
現在ESTA申請の際にグループを作成することが可能になっているので、任意のグループを作っておけば、家族や同行者の申請を一度に行って(連続して行って)、手数料を纏めて支払うことも出来る。
申請が完了してから何も問題の無い人は数分で渡航認証許可となるはずだ。
ESTAの控えは特に必要では無いが、万が一のトラブルに備えてプリントしておくか、最低限ESTAの申請番号を控えておくことをお薦めする。
申請番号はESTAの有効期限を確認したり、情報を編集したりする際に必要になる。
ちなみにパスポートが変わった場合はESTAは有効期限内でも取り直しとなる。又、更新や継続といった概念は無いので、有効期限の2年が過ぎて、再度渡米する際には新たに新規で取得する必要がある。
ESTAの取得が出来ないと渡米にはビザが必要になるので手間がかかる。心配な場合は旅行に出発する一ヶ月前には申請しよう。とは言っても多くの人は即座に渡航認証許可となるはずだ。
どんな人が認証されないかと言えば、まず間違い無いのは質問事項の回答にイエス(はい)の項目があった人だろう。
過去に米国の出入国でトラブルのあった人や、前科のある人は保留状態が長引く可能性が高く、最終的に不許可となる場合もある。そうなったら米国大使館や領事館でビザを申請するしかない。
我々は何の問題も無く、申請から数分で渡航認証許可となった。
前回の渡米は2013年のハワイで、その時ももちろんESTAを取得しての旅行だったので、今回のオーランド旅行での乗り継ぎ地、シカゴでは初体験の自動入国審査マシーン(APC: Automated Passport Control)が使えるはずだ。
ESTAでのアメリカ入国で、過去(2008年以降)既にESTAでの入国歴がある場合は、米国内の主要な空港でAPCと呼ばれる自動入国審査機が使えるようになっている。日本語にも完全対応でかなり便利との評判だ。
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