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インターナショナルドライブに泊まる (オーランド)


日本人旅行者の多くはオーランドの宿はディズニー直営リゾートかそれに準じるスワンやドルフィン、もしくはダウンタウンディズニー近辺のヒルトン等にすると思う。
対して安く旅行をしたいと考えるアメリカ人旅行者は、インターナショナルドライブ沿いのホテルに滞在する場合も多い。
レンタカーや自家用車を持っていればテーマパークへのアクセスも悪くはないという理由も有る。なので、多くの車を利用しない日本人旅行者がWDW直営を選択するのは当然とも言える。

しかしもしレンタカーを借りるなら、又はオーランド市内でのホテル移動も考えられるくらいの旅行日数があるなら、数多くの様々なホテルが選べるインターナショナルドライブ沿いを宿泊先にしてみるのもいいと思う。多くの場合、WDW直営やユニバーサルスタジオのオンサイトホテルよりも安価なはずだ。

インターナショナルドライブ沿いでも観光の中心となる様な界隈は治安も良好で、日が暮れても安心して移動出来る。ちょっとしたスーパーやコンビニも点在しているし、飲食店も選り取り見取りなので、ある意味WDW内にいるよりも便利。
インターナショナルドライブの移動にはI-RIDEという観光客向けのトロリーやLYNX(公共バス)の8番などが利用出来る。

日本人旅行者が宿泊するにあたって、インターナショナルドライブ沿いでも観光のポイントとなる場所にあるホテルを選ぶのが便利だし合理的だと思う。
お薦めは以下の通りだ。

ヒルトン グランド バケーション クラブ オン インターナショナル ドライブ
(Hilton Grand Vacations Suites on International Drive)
インターナショナルドライブの南端の方に位置している。ここのポイントはなんと言ってもプレミアムアウトレットに隣接していて、道を挟んだ所にスーパーのパブリックスがあること。
プレミアムアウトレットには専用の出入り口も用意されているので、まるでホテル併設の施設のような感覚で利用出来る。数多く用意されているスイートルームも比較的安価で、フル装備のキッチンや洗濯機、ジェットバス等が部屋にある。敷地は広くプールも大きい。

HILTON GRAND VACATIONS SUITES ON INTERNATIONAL DRIVE

プールはメインとサブプールの二ヵ所有る

ルネッサンス オーランド リゾート アット シーワールド
(Renaissance Orlando Resort at SeaWorld)
インターナショナルドライブ沿いにあるテーマパークであるシーワールドの目の前に位置するホテル。シーワールドはまさに目の前なのでもちろん徒歩で行ける。シーワールドに徒歩で行けば、ウォーターパークのアクアティカにも無料のシャトルで行けるということ。
ここはシーワールドのオンサイトホテルなので、提供される時期や枚数に制限はあるものの、その条件さえ合えばシーワールドのファストパスにあたるクイックパスが無料で付く。そのせいもあってか、インターナショナル ドライブ沿いのホテルの中ではちょっと高めの料金設定。
プールエリアが充実していることも有名。

ルネッサンス オーランド リゾート アット シーワールド

プールには子供向けの遊具も充実

安くシーワールド近辺に泊まるなら、上記のルネッサンスに比べればランクは落ちるが、Hilton Garden Inn Orlando at SeaWorldDoubleTree by Hilton Hotel Orlando at SeaWorldもお薦め。

以下はまさにインターナショナルドライブ沿いでも観光の中心と言える場所にあるホテルで、最も賑やかな場所にある。2015年春に全面オープンするIドライブ360やポイントオーランドというショッピングモールがある界隈なので、道沿いにはローカルな観光施設やお土産屋、コンビニ、飲食店が建ち並んでいる。
ホテルがもっとも集中している場所なので宿泊料もリーズナブルな設定になっている。

8550 International Dr<br /> Orlando, FL 32819

オーランドに行ける休みはあるが予算が厳しいという場合にもインターナショナルドライブへの宿泊は検討してみる価値がある。

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オーランドのショーレストラン


フロリダ州オーランドは全米一の観光地。
にも関わらず、日本からの観光客は米国内の他の観光地よりも割合としてはかなり少ないらしい。
一番の原因は直行便がないことと言われている。日本人観光客は乗り継ぎを嫌う傾向が他の国の観光客よりも強いらしい。
ならばなぜオーランドへの直行便が用意されないのか不思議だが、何か理由があるのだろう。

そんなオーランドには日本人があまり行かない観光施設も数多い。
各種存在するショーレストランはその典型。
確かに英語力を必須としてしまう内容が多いので、一般的に英語が苦手な日本人は敬遠してしまうと思うが、多少でも英語に自信があれば、アメリカらしい観光地の楽しみ方としてショーレストランを経験してみるのも良いと思う。
それぞれが趣向を凝らして集客しているので面白い店が多い。

TreasureTavern(トレジャータバーン)

TreasureTavern(トレジャータバーン)

TreasureTavern(トレジャータバーン)

オーソドックスなディナーショーレストラン。
内容はコメディを中心に曲芸、マジック、ダンス、ライブ演奏と多種多様な出し物で2時間という構成。食事は3種類から選べるコースメニュー。アメリカ人観光客の評判はとてもいい代表的なショーレストラン。
場所もインターナショナルドライブから近く、I-RIDE等でアクセスしやすい。

PiratesDinnerAdventure(パイレーツディナーアドベンチャー)

PiratesDinnerAdventure(パイレーツディナーアドベンチャー)

PiratesDinnerAdventure(パイレーツディナーアドベンチャー)

海賊を題材にしたショーレストラン。ショー自体は子供向けというわけでもなく、かなり本格的な舞台セットで上演されるらしい。食事の内容についてはかなり賛否が分かれている。
こちらも場所はインターナショナルドライブから至近。

AlCapones(カポネ)

AlCapones(カポネ)

AlCapones(カポネ)

禁酒法時代の密造酒場を模したショーレストラン。テーマからしてアダルトな内容を連想してしまうが、ショー内容は子供も安心して楽しめるものらしい。実際料金表には4歳以上から子供料金、4際未満は無料と表示されている。ショー自体の評判はとてもいい。
食事はビュッフェなのであまり評価する人はいないが、酷評もあまり無いので、ビュッフェとしては及第点の内容と思う。場所はキシミー地区。

Titanic Dinner Events(タイタニックディナーイベント)

Titanic Dinner Events(タイタニックディナーイベント)

Titanic Dinner Events(タイタニックディナーイベント)

タイタニック号の乗船客となって、船長をはじめとした乗務員、上流階級の乗船客、二等船室の乗船客等と食事を体験するという趣向のショーラストラン。
もちろん会場はタイタニック船内を模している。これは現在、金曜と土曜のみのディナーイベントとなっている。評判は賛否両論だが、食事の内容はこの手のショーレストランのものとしては豪華な模様。(そこは一応タイタニックのメインダイニングなので)
場所はタイタニック号の引き揚げ品等を展示するTitanic: the Artifact Exhibitionと同じで、インターナショナルドライブ沿いの好立地。

どれも英語力がないと厳しいのは確かだが、海外旅行の楽しみの一つは、現地の人達と一緒に楽しむという事もあると思う。
個人的にはカポネにとても興味がある…。

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WDWのメモリーメーカー


オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドでももちろんパークカメラマンに撮って貰った写真を購入出来るが、今現在、ウォルト・ディズニー・ワールドでは従来のフォトパスサービスではなく、メモリーメーカーというシステムになっている。
このシステムはスタート以来細かい仕様変更等が行われているようで、情報が錯綜している部分もある。
パークカメラマンによる写真が欲しい場合、従来のフォトパスで個別の購入も可能だが、一定の枚数以上を購入するなら、メモリーメーカーを購入するのがベスト。とりあえず分かっている情報をまとめてみた。(2015年8月現在)

  • メモリーメーカーはパークのショップ等でも購入出来るが、出発(最初にインパークして写真を撮って貰う前の)の3日前までにMy Disney Experienceから事前購入出来る。(購入後3日間の間にパーク内カメラマンに撮って貰った写真は反映されない)帰国後も最後の撮影から45日間の間なら事後購入が可能。事前購入にはかなりお得な割引価格(30ドルほど)が設定されているので、3日前までの事前購入が断然お得。
  • メモリーメーカーのカードかメモリーメーカーのリンクされたマジックバンドをカメラマンにスキャンしてもらうことで写真が識別、保存される。
  • 写真は撮影後45日間閲覧可能で、ダウンロードを行うと、最初にダウンロードを行った日から30日間に期限が変更される。この30日間はダウンロードが無制限に行える。期日を過ぎるとデータは削除される。
メモリーメーカー

メモリーメーカーのカードはWDWで販売されている

メモリーメーカー対応のキャラクターダイニングは以下の通り。メモリーメーカーはデジタルデータのみの提供でプリントは付かない。
レストランの入り口での記念写真のみの場合と、各キャラクターにカメラマンが付いて回ってグリーティングを撮ってくれるものとがある。入り口での記念写真のみの場合はテーブルでのキャラクターグリーティングは自前のカメラでの撮影のみとなる。(現在メモリーメーカー対応のレストランやアトラクションは徐々に増えているので、これ以外での対応もあるかもしれない)

  • タスカーハウス・レストラン
  • オハナ
  • フープ・ディー・ドゥー・ミュージカルレビュー
  • ディズニーズ・スピリット・オブ・アロハ・ディナーショー
  • シェフ・ミッキー
  • 1900パークフェア
  • シンデレラのロイヤルテーブル

メモリーメーカー対応のアトラクションは以下の通り。上記キャラダイ同様にプリントは付かない。アトラクションに乗った後はメモリーメーカーがマジックバンドにリンクされている場合は、搭乗アトラクションと写真を紐付ける手続きが必要なものと不要なもの(アトラクション搭乗時に、それぞれのマジックバンドの信号を自動的に読み取るらしい)がある。アトラクション出口付近に写真のモニターがある場合、自分達の写真が表示されているモニターに繋がっているミッキーマークにマジックバンドをタッチすることでリンクされる。
写真だけでは無く、搭乗中の動画も付くアトラクションがある。

  • テストトラック
  • トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー(ビデオも有り)
  • スプラッシュマウンテン
  • スペースマウンテン
  • 7人の小人のマイントレイン(ビデオも有り)
  • ロックン・ローラーコースター
  • エクスペディション・エベレスト(ビデオも有り)
  • ダイナソー
  • バズ・ライトイヤーのスペースレンジャー・スピン

メモリーメーカーは家族や同行者とシェア出来るので、代表者が一枚購入すればOK。(My Disney Experienceで全員が一つのパーティーになっていれば、別行動中の写真も各々のマジックバンドでちゃんとリンクされる)
撮影場所はカメラマンのいる所ならどこでもOKで、各テーマパークの撮影スポットとなる様な場所、キャラクターグリーティングのスポットには必ずいるし、2つのウォーターパークや直営リゾート等にもいる。ちなみにカメラマンは自分達のカメラでも撮ってくれる。

ウォーターパークのスライダーや、エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベル、ジェダイ・トレーニング・アカデミーといった一部のアトラクションでは専用のフォトパスカードがカメラマンから配られることがある。(いちいち全員のマジックバンドをスキャンするのが面倒な場合だ)このカードのIDをMy Disney Experienceで自分のメモリーメーカーにリンクさせれば、メモリーメーカーの他の写真と一緒に表示、ダウンロードが可能になる。

メモリーメーカー上の写真は色々なフレーム等と合成してダウンロードすることが可能。ただしダウンロード以外の、CD-Rにしたり、プリントにしたり、フォトブックにしたりといったことは全て別料金。まあ、データを全てダウンロードできてWDWのフレームも付けられるなら、プリント等は国内の安いネットプリントを利用すれば良いので、問題無し。
又、プロカメラマンによる各パークのシンボルやキャラクター、パレード等の写真がおまけとして提供されるので、自分達の写真と一緒にダウンロードして写真集作り等に利用する事が可能。(おまけの写真には著作権があるので、個人使用以外には使えない)

問題点としては、やはり写真の紛失はあるらしい。申し出れば撮影場所や時間等の情報から探してもらえるようだが、手間がかかる。まあこれは今までのフォトパスでもあるトラブルなのでメモリーメーカー特有の問題ではないかもしれない。

メモリーメーカーの価格は本日現在事前割引有りで169ドル。
これを高いと思うか安いと思うかは写真をどれだけ撮るかによるだろう。
通常この手のスーベニアフォトは一枚1,000円くらいしてもおかしくない。しかしそれはプリントでの話なので、データのみとなると又違うかもしれないが、データは普通手に入らないので、逆に汎用性があって有難いとも言える。
写真に全く興味が無い(グリーティングに興味が無い)という人には無意味なものだが、個人的には20枚以上撮れば特別損したということにはならないと思う。もし100枚以上撮るなら迷わず購入してもいい価格だろう。

私達は100枚以上撮って貰う可能性のある親子なので、間違い無く購入する。

事前購入する場合の注意点としては、必ずMy Disney Experienceにサインインした状態で購入すること。(事前にMy Disney Experienceのアカウントは作っておこう)
そうすれば自動的に購入したメモリーメーカーは自分のMy Disney Experienceにリンクしているので、以降、自分でリンクさせる作業などを行う必要は無い。My Disney Experienceにリンクされているということは、紐付けされているマジックバンドにもリンクされているということだ。
購入後、メモリーメーカーのカードが自宅に送られてきたが、マジックバンドがあればこのカードは一切不要。(もちろんこのカードをカメラマンにスキャンして貰うことも可能)
カードにはメモリーメーカーのIDが記載されているので、念のために携行し、保管しておけば良い。

以上の内容はあくまでも2015年8月現在。随時追加変更が行われると思うので、ご参考までに。

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