ダウンタウンディズニーが工事中(ディズニースプリングスとしての全面オープンに向けて)の為、バスはマーケットプレイス側のみに着く。
ラ・ヌーバの劇場があるウエストサイドまではかなり歩かされるが、レインフォレスト・カフェの前から橋を渡ることで多少のショートカットが出来る。(本当に多少だけど)
ラ・ヌーバの劇場に着くと既に開場中。
二階に上がり、劇場内へ。チケットは公式サイトでオンライン購入したものだが、自宅プリントしたものでそのまま入場出来る。セクション毎に客席に入る入り口が分けられているが、チケットのスキャンの際に係員がどの入り口かを教えてくれる。
他のシルク・ド・ソレイユの演目同様、開場中、開演前のプレショーがあるので15分前には入場するのがお薦め。
私にとってはかなり久しぶりの、娘にとっては初めてのシルク・ド・ソレイユ。
内容的にはまさしくシルク・ド・ソレイユ。シルクらしい演目が網羅されている構成なので、この世界観に眠気を感じない人なら満足出来る。
私の場合、最初に観たのがラスベガスのO(オウ)だったので、その時の印象を超えることは出来ないが、ラ・ヌーバのクォリティも十分以上に高いのは確か。
個人的にはシルク・ド・ソレイユを観る度に、その世界観から寺山修司の偉大さを感じる…。
ラ・ヌーバの後はお隣にあるディズニー・クエストへ。
ディズニー・クエストはパークチケットにウォーターパーク・モア・ファンのオプションを付けていれば入場出来る。もちろん別途チケットを買って入ることも可能。
一旦入ってしまえば、都度お金を払う必要もなく遊び放題となるゲームセンター。
普通のゲーセンにあるようなビデオゲームや、レトロなカーニバルゲーム、そしてバーチャルなスペースマウンテンやジャングルクルーズ等の大掛かりな物まで数多くのゲームマシン、装置が各フロアに置かれている。
フードコートも入っているので、食事をとりながらゲーム三昧ということも出来る場所だ。
サイバースペース・マウンテンはなかなか面白かった。
専用のカードを受け取り、自分達でコースターのコース設計をし、そのカードに記録。
コース設計はとても多彩で、ループや急降下はもちろん、実際では作れないような過激な仕掛けもコースに入れることが出来る。
コースが出来上がったら、シミュレーターが並ぶ乗り場へ。空いたシミュレーターにキャストが誘導し、コースを記録したカードをロードしてくれる。
シミュレーターは本当に設計したコース通りに動くので、荷物は勿論、ポケットの中の物も全て専用のロッカーに入れる様に指示される。
ループなどの回転系の仕掛けを多く使うと、本当に何度も天地が逆になるのでポケットに物が入っていると落ちてしまう。そして本当に気持ち悪くなるので、コース設計は自分の体調と相談して行った方がいい。
そして映画「シュガーラッシュ」に登場したアーケードゲーム「フィックス・イット・フェリックス」も置かれている。レトロ感漂う内容だが、実際にプレイしてみるとかなり難易度が高い。
意外に楽しめるディズニー・クエストだが、ゲーセン感たっぷりなので、わざわざフロリダまで来てこんな薄暗い屋内で、機械を相手に時間を使うのはいかがなものかと思わなくも無い。
だからかどうかは分からないが、ここは間もなく閉館となるとのこと。
ちなみにゲーセンは直営リゾートにも用意されている。(ポップセンチュリーとアート・オブ・アニメーションにはそれぞれに同規模のゲーセンがある)
ビデオゲームや体感ゲーム、エアホッケー等、日本のちょっとしたゲーセン並みの施設。
いちいちコインを投入するのではなく、最初にポイント制のプレイペイドカードを販売機で購入して遊ぶ。
このプリペイドカードはどこの直営リゾートでも共通で使用出来、ポイントが無くなったら追加チャージも出来る。(使い捨てでは無い)
ゲームによって消費ポイントが異なるが、料金的には日本の1ゲーム100円の感覚よりも遙かに安く設定されているので、暇潰しにはいい場所だ。WDWに来て暇など無いかもしれないが…。