ウォルト・ディズニー・ワールドのアトラクションについて、旅行記本編で書ききれなかったものの感想。エプコットとハリウッドスタジオ編。
エプコット
ユニバース・オブ・エナジー(エレンのエナジー・アドベンチャー)
とても古めのアトラクションだが、大勢が座るシアターの座席そのものが動き出すという趣向は珍しく面白い。ナビゲーターであるエレン・デジェネレスについては日本人は全く知識が無いと思うので、映像部分はかなり退屈かも。
リビング・ウィズ・ザ・ランド
ボートでエプコットの農園を巡る。当時としてはかなり実験的な栽培方法で植物が育てれているのを見学する。全てでは無いと思うが、ここで栽培された野菜がガーデン・グリルレストラン等で使われているらしい。社会科見学の様なアトラクション。
ジャーニー・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメント
フィグメントは実はエプコットのマスコットキャラクター。人の感覚をテーマにした実験ツアーを巡るというアトラクションで、出口にはインタラクティブゲームが並ぶプレイエリアがある。
クラブ・クール
世界中で販売されているコカコーラ社製ドリンクの試飲が出来る。紙コップはウィスキーのショットグラス程度の大きさ。自由に飲み比べが出来るが、中には我々には理解不能な味のものもある。日本独自のコカコーラ社製ドリンクとしてはベジータベータが提供されていた。
グラン・フェスタ・ツアー(メキシコ館)
ボートに乗ってメキシコ各地の観光地や景勝地を巡る。ドナルド(とホセ、パンチート)がメインキャラクターとして使われている。イッツ・ア・スモールワールドのメキシコ特化版といった感じ。
オー・カナダ!(カナダ館)
360度スクリーンでカナダの紹介を観る。席は無く立ち見。昔、TDLにあったビジョナリアムに似た感じ。
アメリカン・アドベンチャー(アメリカ館)
アメリカ建国に纏わる話をオーディオアニマトロニクスによるお芝居で観るアトラクション。これは英語力が無いと間違い無く寝る。(英語力があっても退屈かも)
似た様な趣向のものなら、マジックキングダムのホール・オブ・プレジデンツの方がお薦め。
以上が私達に実際に体験したアトラクション。(で、旅行記本編ではあまり触れなかったもの)この他にタートル・トークやキャプテンEOなんかもエプコットにある。
大人気アトラクションであるテスト・トラックとソアリンを除くと、全体的に社会科見学っぽい、もしくは科科学未来館的なアトラクションが多い。
ハリウッド・スタジオ
ザ・グレート・ムービー・ライド
古くからあるアトラクションで、シンボルであるチャイニーズシアターの中にある。今でも十分に人気があるようで、タイミングによってはかなりの待ち時間が発生する。映画をよく観る人なら楽しめると思うが、名作と言われる映画についてもほとんど知らないという人には何が何やらだと思う(カサブランカやオズの魔法使い等)。とは言え、ハリウッドスタジオに来たら外せないアトラクション。
インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー!
インディ・ジョーンズの有名なアクションシーンを見せてくれるライブショー。観客がエキストラとして参加出来るという趣向もある。
エクストリーム・スタントショー
カーアクションを見せてくれるライブショー。スタントマンによる見事なドライビングを堪能出来る。カーズのマックイーンも登場する。インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー!もそうだが、撮影現場という設定のせいか、アクションシーンの羅列になっていて、ストーリー仕立てではないので、アクションそのものを楽しめない人には退屈かもしれない。
ジム・ヘンソン・マペット*ビジョン・3D
いつでも空いてる3Dシアターアトラクション。セサミストリートのキャラを知っている人なら楽しめる。
ヴォヤッジ・オブ・リトルマーメイド
リトルマーメイドの物語を驚くほど短く要約したミュージカルライブショー。アリエルはほぼ出ずっぱりで生歌を披露してくれる。レーザーとミストでの海底感の演出は素晴らしい。
公演回数がとても多く、ライブショーとしては所要時間も短いので、空いた時間で楽しめる。
ビューティー・アンド・ビースト・ライブ・オン・ステージ
多分、ハリウッドスタジオのライブショー型アトラクションの中でもっとも人気があると思われる。ブロードウェイのミュージカル「美女と野獣」を観ているかのような気分にさせてくれる。実際にはセットやエフェクト等、ブロードウェイのミュージカル版には敵わないが、素晴らしい楽曲の数々をちゃんと生歌で披露してくれるので満足度は高い。公演回数も少ないので、良い席が欲しければファストパス+か、開場よりかなり前のスタンバイが必須。
ハリウッドスタジオはショータイプのアトラクションが多いので、開演時間に合わせた予定を立てておくのがいい。ヴォヤッジ・オブ・リトルマーメイドやフローズン・シング・アロング・セレブレーションの様に頻繁に行われているものは空いた時間で行くということも可能だが、公演回数が1日2〜5回程度のものがあるので、それを考慮することが必要だ。
長時間のスタンバイを要するアトラクションはトイストーリー・マニアとロックンローラー・コースターくらい(タワー・オブ・テラーは1時間以上のスタンバイになることは滅多に無い)なので、どちらかをファストパス+、どちらかを朝イチでスケジュールすれば予定が立てやすくなると思う。(どちらかと言えばトイストーリー・マニアをファストパス+にするのがいいと思う)