海外旅行の失敗談


海外旅行の失敗談…これは今まで数え切れないほどあるかもしれない。
まあ、大きな失敗ではないので無事に帰国しているわけだが、今思えば恥ずかしいということはいっぱいある。

まず言葉の失敗だが、これは細かく考えればいつもしている。
ブロークンイングリッシュで通し続けているので当たり前なのだが、最近ではハワイのアウラニでのレンストラン予約。
日本語コンシェルジェが行列だったので、レストラン予約くらい英語で十分と好いている英語オンリーのコンシェルジェに行ってしまったのが間違いの元。
希望のレストランと人数、日時を告げれば完了とばかり思っていたが、相手からの思わぬ質問に四苦八苦。
「アールジーはありますか?」と聞かれ、アールジーの意味がさっぱり分からない。
アールジーが理解出来ないと伝えるもよほど大事な質問らしく、若干発音を変えたり、ゆっくり言ったりして何としても答えて欲しい様子。何かの略かと、頭の中でRGのつく言葉をたくさん考えた。しかしどう聞いても分からない。最後はスペルを書いて貰って解決。
「アレルギーはありますか?」と聞いていたのだ。
「Allergie」である。かなり困ったが、これで発音がアルジーであることを覚えた。

耳が英語に慣れてない時、レストランでウェイターの「Everything OK?」と「Anything else?」を聞き間違えるってのも。
「Everything OK?」を「Anything else?」と聞き間違えて追加注文を頼んでしまうというのは、まあ話の流れとして問題ないが、「Everything OK?」と聞かれて「No, thank you」なんて答えてしまったりするとかなり恥ずかしい。
どのパターンで間違えたか覚えていないが、過去に2度くらいやっちまった失敗。

初めてアメリカでハンバーガー屋に行った時、ずっと「テイクアウトプリーズ」と言い続けて、何故通じないのか分からず困りまくったってのもあった。
向こうはわざわざ「For here, or to go?」と言ってくれてるのに、「ヒアでもトゥーゴーでもなくテイクアウトだ」と言い続けてたわけだ。ああ、恥ずかしい。

ラスベガス郊外

まだ20代、海外旅行に行き始めた頃。ネバダ州にて。レンタカー借りると運転開始後1時間くらいはウィンカー出すつもりでワイパーを作動させてしまう…という失敗を繰り返す。

これは失敗ということではないが、アメリカで初めてタクシーに乗った時、ドライバーが大柄な黒人で、ずっと恐くて緊張しつづけた。
ショッピングセンターの駐車場にあるタクシー乗り場から乗ったのだが、走り始めてもなかなかメーターを倒さないので「きっとぼられる」と思ったのだが、広い駐車場から公道に出たところでメーターを作動させた。つまり良心的なドライバーだったのだ。
結局相場よりもちょっと安いくらいで目的地に着いたのだが、初めてアメリカでタクシーに乗ったので、到着したと同時にドライバーが急いで車を降りたことにもビビってしまった。
彼は急いで車外に出てドアを開けてくれただけだったのに。
アメリカは恐い所だという情報と、相手が大柄な黒人だということだけで必要以上の警戒をしてしまったわけだ。今考えればとても失礼な話である。

それ以来何度も海外でタクシーに乗ってきたが、片言の日本語でやたら愛想良く話しかけてくる様なドライバーの方が怪しい。そういうドライバーに限って「いくらかかる?」と聞くとニコニコしながら「up to you(あなた次第)」等とわけの分からんことを言ったりするので要注意だ。
対して寡黙なドライバーの方が総じて安心だ。
まあ、全部が全部ではないが、そういう傾向があるのは経験上確か。

きっとこれからも色々失敗するだろうが、相手に対して失礼な失敗はしないで済むように気を付けたいと思っている。こちらが恥ずかしい思いをするだけなら仕方ない…。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です