アメリカに行くとあちこちにパンケーキを提供する店がある。
一般的なレストランでは、主に朝食としてメニューにあることが多いが、朝昼夜、関係なくパンケーキをメインに提供するIHOPのようなチェーン店もある。
見た目にはホットケーキと変わらないパンケーキだが、あちらではおやつやデザートでは無く食事だ。パンケーキにベーコンやソーセージ、卵料理を付けたプレートは定番の朝食。
もちろんチョコレートやホイップクリームがトッピングされたスイーツ系のものも存在するが、ボリューム満点なのでこちらも甘い食事といった感覚。
パンケーキとホットケーキに材料や作り方等の具体的な違いはあまりない様子。ホットケーキという言葉はアメリカでも通用するが、一般的な言い方はやはりパンケーキ。
アメリカでホットケーキというと、かなり厚みのあるパンケーキを指す場合が多いようだ。
ただし、日本の食品メーカーではホットケーキ用ミックスは砂糖入りで、パンケーキミックスは砂糖無しといった区別をしているらしい。(砂糖の有無で区別をするのは日本流)
ちなみにパンケーキのパンとはブレッドのことではなく、フライパンのパン。フライパンで焼くからパンケーキ。
アメリカのパンケーキ専門店でもっとも目にする機会が多いのはIHOPだろう。全米に1000店以上あるらしい。アイホップと呼んでいるが、インターナショナルハウスオブパンケーキの略らしい。
日本にも一時期進出していたらしいが、現在は撤退してしまったとのこと。
カジュアルな雰囲気のファミレスといった感じで入りやすいのだが、イメージと違って格安というわけでもない。メニューの価格は一品当たり8〜15ドルくらいなので、日本で言えばデニーズあたりを連想してもらえばいいかもしれない。
IHOP意外にもパンケーキを提供する店はアメリカ各地にたくさんある。日本のラーメン同様、それぞれ工夫があるようなので、食べ比べをしてみるのもいいかもしれない。