東京ディズニーリゾートの混雑している時期なら誰でも予想がつくと思う。
そこで海外のディズニーパークも大体同じなのではと漠然と思っている人も多いと思うが、祝祭日は違うし、春夏冬の休みの時期も異なっているので、日本と同じ感覚で旅行を計画すると、予想よりも混んでいたり、逆に空いていたりということがある。
ちなみに航空券代は日本発着だと当然日本の休みの時期に左右されるので、航空券のピークだけで見れば日本人の一般的な休日の時期と連動している。なので、日本からの観光客が大きな割合を占めているハワイ等は日本のレジャー施設の混雑期にはやはり混む。
しかし米国本土のレジャー施設は決して日本人観光客の割合が大きくはないので、あまり左右されない。
そこで米国のアナハイムとオーランドのディズニーパークの混雑時期について調べてみた。
どちらも同じ米国なのでこの二ヵ所は大体同じ。
まず激混みとなるピークシーズンは以下の通り。
- クリスマスから年末31日まで
- 2月中旬の大統領週間
- 3月の二週目以降〜4月頭のイースター休暇(年によって変わる)
- 6月二週目〜8月二週目くらいの夏休み時期
次いで比較的混んでいるのが
- 年始
- 4月末〜6月初旬の春休み
- 8月末~9月第1週のレイバーディ前後
- 11月末のサンクスギビング前後
以上となるが、年によって変わる祝祭日が影響している混雑は、日本のゴールデンウィーク同様、並びが悪いとさほど混まないということもあるようだ。
年末年始は日本とほぼ同様の時期に混雑しているが、ピークはクリスマスから大晦日で、年明け以降は日本の感覚ほどは混まない。
春休みもイースター次第で日本の春休みと重なるが、うまく外れれば米国ではほとんど混まない。(イースターは春分の日の後の最初の満月の次の日曜日で、その前後がイースター休暇となる)
日本のゴールデンウィーク中には特に混む要因が無いので空いている。
夏休みは米国の場合、8月の二週目を過ぎると空いてくる。つまり日本ではお盆休みが始まる頃から空いてくると言うことだ。
中でも最も混雑する時期はいつかと言えば、クリスマス休暇の時期。
混雑している状況が長い期間は6月二週目から8月二週目まで続く夏休み時期ということになる。
言うまでもないが平日より週末土日が混むのは同じ。
しかし混雑といっても東京ディズニーリゾートほどでは無いという場合がほとんどらしい。
つまりアトラクション3時間待ちなんてことは滅多にないということだ。
実際何度か子供の学校が休みの時期にアメリカのディズニーを訪れた印象では、TDR並かそれ以上に混んでいると感じたのはクリスマスのみだった。
つまりTDRの混雑を知っていれば、クリスマス以外の、夏休み等の混雑はそれほど混んでいるとは感じないかもしれない。