ディズニークルーズの客室(ステートルーム)には小型携帯電話が2台用意されている。ウェーブホン(Wave phone)と言うものだ。
一般のステートルームは2台だが、ハイクラスのステートルームには4台あったりもする。使用料等は特にかからないが、台数を増やす場合は有料で増やせる。
これは船内で別行動をしている家族や同行者と連絡を取り合うためのもので、オセアニア・ラボやオセアニア・クラブといったキッズプログラムに子供を参加させている保護者との連絡にも使われる。
又、船内だけではなくキャスタウェイ・ケイでも使えるので、島内の離れた場所や、島と船内に離れている家族と連絡を取り合うことにも利用出来る。
キャスタウェイ・ケイ以外の寄港地で下船している場合は使用出来ない。
このウェーブホン、端末自体は2台なのに充電台は1台しか用意されておらず、交互に充電するしか無い。しかもバッテリーの減りは早いらしく、毎日ちゃんと充電しておかないとすぐに電池切れになってしまうというシロモノらしい。
しかし音声はクリアで、英字のみだがテキストメッセージも送受信出来るので、離れて行動する機会がある場合にはとても便利に使えるようだ。留守電機能もある。
テキストメッセージはガラケーと同じ様に打つのだが、日本語が使えないと言っても日本人どおしで英文を使う必要は無い。ローマ字でやりとりすれば良いのだ。
リピーターは専用のケースを持ってきている人も多いらしい。米国の通販サイトでは専用ケースの販売をしているところもある。
無くすと250ドルのペナルティがかかるので、携帯方法は考えた方がいい。
サイズは高さがiPhone5程度。横幅はiPhone5の7割程度。形状は折り畳みではないガラケー。これが収納出来そうなケースが100均等で用意出来れば持って行って使うのもいいかもしれない。
しかしウェーブホンは基本的にバイブレーションのみのサイレントモードに設定されているらしい。振動を感じられないと着信が分からないわけだが、裸でポケットに入れておくのは心配だし、この辺は悩ましい。
通話の仕方はお互いのウェーブホンの番号にかけるのだが、番号はステートルームの客室番号にウェーブホンの番号を足した形になっているようだ。
客室番号が7777の場合は、7777の後に1か2のウェーブホン番号ということ。
ウェーブホン1にかけるなら77771で、ウェーブホン2にかけるなら77772。
ステートルームに設置されている電話からウェーブホンにかけたり、ウェーブホンからステートルームに設置されている電話にかけることも出来る。
ステートルームからウェーブホン1にかける時は頭に41を付け、4177771になる。ウェーブホンからステートルームにかける時も頭に41を付け、客室番号のみを入力する。つまり417777。
とりあえず携帯方法を考えて行こうと思う。