オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドが2015年6月現在、公式にアナウンスしている禁止事項は以下の通り。カリフォルニアのディズニーリゾートもこれに準じると思われる。
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スーツケースはもちろんだが、上記のサイズを超えるバッグ、リュック等は持ち込めない。
概ね飛行機に乗るときの機内持ち込み荷物のサイズと同じと思えばいいだろう。実際にはそれより若干大きめの物まで大丈夫なので、常識的に考えれば大丈夫かと思う。
不適切な言葉やデザインのタトゥーが見える事を禁止
タトゥー自体やタトゥーが見えることを禁止してはいないが、それが不適切(差別的、暴力的、卑猥等)な言葉やデザインである場合には隠されていなければならないということ。
実際に何が不適切かはディズニー側の判断となる。
適当な衣類の着用
つまり上半身裸、裸足等ではダメということ。適当な衣類という表現には、あまりにも突飛な衣類でもダメという意味があると思われる。(特別なイベントの時にはその時々で判断が変わることも付記されている)
14歳ルール
14歳未満の者だけでのパーク入場は禁止されている。アトラクションでは、7歳未満のゲストは14歳以上の同伴者と一緒に利用しなければならない。ということなので、7歳以上14歳未満は、入場には14歳以上の同伴者が必要だが、入場後のアトラクション利用は一人でもOKということになる。
車輪付き遊具の持ち込み禁止
ローラースケートや車輪付きの靴、スケートボード、キックスクーター、それらに類するものは持ち込めない。
アルコール飲料の持ち込み禁止
お酒の販売や提供があるパークでも持ち込みは禁止。
92 cm × 132 cmを超えるベビーカーの持ち込み禁止
こんなでかいベビーカーは滅多にないとは思うが、複数人を乗せられるベビーカーの持ち込みを考えている人は注意。
マスクの着用禁止
医学的な理由がある場合を除いて、マスクが禁止されている。日本人は風邪気味の時にマスクをしたり、埃よけの為にしたりする人がいるが、アメリカでは余程の事がない限りマスクをする人はいない。(マイケル・ジャクソンはしていたが、かなり奇異)
医学的な理由とは酸素供給が必要な場合や、免疫不全等で普通の空気が吸えない等の理由。
折り畳み式の椅子は禁止
キャンプや運動会ではないので当たり前。
ガラス容器の持ち込み禁止
飲料をガラス瓶で持ち込んだりすることが出来ない。ベビーフード等を入れる小型容器はガラス製でも大丈夫。
大きな三脚類の持ち込み禁止
大きなとはどれくらいなのかは不明だが、大型のビデオカメラや一眼レフ等をがっちり固定出来る様なサイズだと持ち込めない可能性がある。小型のコンデジ専用サイズであれば問題ない。ただし、三脚や一脚を使って撮影している様な人は滅多にいない。いてもアジア系のゲストばかりなので、目立つことは避けられない。目立たず、邪魔にならない小型の一脚を、自分の目線の高さまでで使用することをお勧めする。
ちなみにアメリカ人達にも人気だったセルフィースティック(自撮り棒)はアトラクション内での使用が禁止となった。(※2015年夏、セルフィースティックはパーク内での使用が全面禁止となった)
動物への餌やり禁止
パーク内で見掛ける鳥や小動物には餌を与えてはいけない。
アニマルキングダムへのストローと風船の持ち込み禁止
動物保護の為にアニマルキングダムでのみ、一般的なプラスチック製のストローの持ち込みや使用、そして風船の持ち込みが禁止されている。ストロー付きの飲料等も持ち込めないので注意。
これ以外にも色々あるが、後はWDW特有ではなく、常識的なルールだ。
例えば営利目的の撮影、録音の禁止、宣伝や販売活動の禁止、盲導犬や聴導犬等を除くペット同伴の禁止、武器や危険物の持ち込み禁止、そして喫煙ルール等だ。
喫煙に関しては各パーク内に喫煙所があるので、そこ以外での喫煙が禁止されているのは当然だが、TDRに比べてWDWの喫煙所はかなり多く設置されているので、愛煙家にとってはTDRよりも過ごしやすいはずだ。
留意事項として、WDWはパークに入園するゲストを撮影することがあり、それを使用することがあるということ、明示した禁止事項以外にもWDW側が不適切と判断したゲストに対して、代金の払い戻し等無く、入場を拒む、或いは退去させる権利があるということがアナウンスされている。