カメラ」タグアーカイブ

二人きりの旅行で2ショット写真


私は娘と二人きりの旅行なので、どうしても娘の写真ばかりで私と娘のツーショット写真は少なくなる。二人きりだと誰かに撮って貰うか、カメラを何処かに置いてセルフタイマーを使うか、自分撮りの要領で顔だけアップのツーショット写真を撮るか、いずれかの方法しか無い。

行き先がディズニー等のテーマパークであればキャストにシャッターをお願いすることは容易だし、フォトパスやメモリーメーカーといったシステムもあるので、私と娘が一緒に写ったツーショット写真がたくさん撮れる。(撮ってもらえる)
なので、アメリカのディズニーパーク(ハワイのアウラニも)では必ずフォトパスやメモリーメーカーは必須と思って購入している。(TDRはアメリカに比べてフォトパスカメラマンの居る場所がかなり限定されていると思う)

問題はそれ以外の場所。
観光地では比較的誰かにシャッターをお願いするということもしやすいし、特にアメリカの観光地では必ずと言っていいほど「撮りましょうか」と声をかけてきてくれる人がいる。
しかし毎回毎回は頼みにくいし、時にはあまり親切な人が周囲にいないということもあるだろう。
セルフタイマーはカメラを置く場所に意外に苦労する。三脚があれば便利だが、いちいちカメラを固定して、構図を決めて、セルフタイマーをセットして…なんてのは億劫で、結局一、二回しか使わないということになりがち。

最近はコンパクトデジカメのズームも広角側が使える機種が多いので、腕を伸ばして自撮りすればツーショットも可能だが、背景を入れるのはなかなか難しい。
旅行の写真なのにアップばかりで何処で撮ったのか分からないのでは意味が無い。

最終兵器的な存在の、所謂、自撮り棒なるアイテム。
これは確かに便利。自撮りで腕が長くなった状態なので、背景も入れたツーショットが撮れる。
構図と棒の向きを工夫すれば棒自体を映り込ませずに撮ることも可能。
しかしこれもどうやってシャッターを切るかが問題。セルフタイマーだとセット時にピントが固定されていまう機種が多いので上手くいかない。リモコンがあれば便利だが、リモコン付きのカメラはなかなか無い。(スマホならイヤホンがリモコンとして動作する物がある)
一番便利なのはスマイルシャッター機能の付いたカメラ。
これならカメラに向かって笑顔になるだけでシャッターが切れる。更に背面液晶モニターがぐるっとひっくり返る機種なら完璧。どう写るかを確認しながら撮影出来る。

xshot

とてもコンパクトだが丈夫な構造。私はこのポケットエックスショット というのを購入。

ただ、自撮り棒は周囲に気を配った使い方が必要。
棒が長く伸びるということはそれだけ場所を占有しているということだ。
この状態でああでもない、こうでもないと時間をかけた写真撮影をされたら迷惑な場所は多いだろう。更に感心しないのは、撮ってくれる人であったり、他に手段がある場所での自撮り棒での撮影だ。自撮り棒は他に方法が無い場合に便利に使うための道具にするべき。
あまりにも無神経な使い方をする人が増えると、いずれ自撮り棒禁止なんて場所も増えてくるかもしれない。

rx100m3

レンズ側にひっくり返せる液晶スマイルシャッターも搭載されてるソニーのRX100M3


旅行に適したカメラケース


カメラを旅行に持って行く際、現地でどう携帯するかは工夫のしどころ。 歩き回る旅なら尚更。
私も今まで色々と試行錯誤してきたが、コンパクトと一眼タイプに分けて実際に使用したことのある物のみをご紹介。

まずコンパクトタイプのデジカメなら、一番楽なのはポケットにそのまま入れて持ち歩くこと。 余計な荷物が増えないし、すぐに出して撮影出来るのでこれが一番楽。
コンパクトデジカメなら小さなバッグでも入ることが多いと思うので、バッグに入れて持ち歩いてもいいのだが、他の物も一緒に入っているとカメラが傷つく可能性がある。
カメラ保護のケースに入れてバッグにしまうとなると、その分嵩張るし、とっさの撮影が出来ない。
衣服のポケットに入らないならネックストラップという手もあるが、この場合は斜めがけをお薦めする。真正面にぶら下げていると、立ったり座ったりの時にぶつけることが多い。

ケースにしまうならベルトに通して使うタイプかベルトループにカラビナでぶら下げるタイプがいい。 ケースの開閉はマジックテープかマグネットがお薦め。 ジッパーだと出し入れに手間取ることが多い。
今まで使用した中ではナショナルジオグラフィックのケースが一番良かった。 ベルトにも付けられるし、カラビナを別途取り付けることも出来る。マジックテープで開閉するフラップも取り出しやすく仕舞いやすかった。

ナショナルジオグラフィック カメラ ケース

ショルダーストラップも付くが、ベルトに装着して使っていた。

ナショナルジオグラフィック カメラ ケース

SDカード2枚を仕舞えるポケットも付いている。

小型のミラーレス一眼等の場合には基本的に長めのストラップで斜めがけが撮影しやすい。
軽いカメラが多いので肩にそれほど負担はない。

KING ネックストラップ

KING ネックストラップ CCLS-01は長さが斜めがけに適している。

ちょっと大ぶりなコンデジからミラーレスはもちろん、大型の一眼レフまで対応するスパイダー カメラ ホルスター ブラック ウィドウも携帯のしやすさと撮影のしやすさを両立した面白い製品。
カメラの重量に合わせて、それに適したベルトが必要なので、女性には向かないかもしれないが、まさにガンホルスター感覚で使える。
腰の位置にぶら下がるカメラは狭い場所でぶつけないように気を付ける必要はあるが、使用感はとても良かった。

スパイダー カメラ ホルスター ブラック ウィドウ

スパイダー カメラ ホルスター ブラック ウィドウ

一眼レフの携帯にもっとも長く使用したのがブラックラピッドのストラップ。
フルサイズの一眼レフに標準ズームでも重さを感じないのは素晴らしかったし、スライドしてカメラを構えるシステムは宣伝通りとっさの撮影にも便利だった。

BLACKRAPID

ブラックラピッドは種類やタイプが豊富なのもいい。

紹介したケースやストラップはサイズやセット構成等に種類があるので、もし検討する場合には所有カメラに適したものを探して欲しい。

外国で一眼レフをぶら下げて歩くのは危ないという話を聞くが、行き先が観光地であれば、そのエリア内では問題ない。というか、アメリカ人もヨーロッパの人も観光地では大きな一眼レフを皆ぶら下げている。特別目立つということはないはずだ。
大きなカメラを持って歩いている事が不自然な場所では、仕舞った方がいいのは言うまでも無い。

しかし余程写真に拘りのある人以外は、旅にはコンパクトなカメラをお薦めする。
軽い、小さいは持ち歩くストレスを大幅に減らしてくれる。
ならばスマホのカメラでも十分という人もいるだろうが、暗い場所や動く物には現在でもカメラ専用機が有利だ。
画像にも携帯性にも拘る人にはハイエンドコンデジと呼ばれるジャンルか、小型のミラーレス一眼をお薦めする。このクラスのカメラなら室内や夜景にもノーフラッシュで対応出来る場合が多いし、明るいレンズがあれば、背景を一眼レフ並にぼかすことも出来る機種がある。

今ならDMC-LX100がお薦めの旅カメラだ。


旅行カメラその5 (HDR-AZ1VR)


ソニーのアクションカムHDR-AZ1VRを購入。
アクションカム(ウェアラブルカメラとも言う)というのは広角レンズを備えた超小型ビデオカメラのこと。
主にアウトドアスポーツをやる人が自分の目線で記録するために使用されるんだけど、私の場合は旅行の記録用。

HDR-AZ1

SONYのアクションカム HDR-AZ1

アクションカムは様々なマウントを使って体に固定できるので、両手が空いた状態で自分目線の撮影が出来る。ディズニーのパークとかに持って行くには最適。

HDR-AZ1

キャップにマウント出来るのは便利。しかしツバが映り込むので写真の様には無理。反対に被れば問題無し。

アクションカムの代名詞的存在のカメラはGoProというシリーズなんだけど、ソニーを選んだ最大の決め手は手振れ補正付きであることと、旅行に最適なオプションマウントがあったこと。
広角レンズはあまり手振れを気にする必要がないのだけれど、歩きながら撮ることを考えればやはり無いよりあった方がいい。
マウントは出来るだけ装着感が少なくて、簡単で、いかにもカメラ付けてますって感じにならないのが理想。

HDR-AZ1VRの特徴は何と言ってもその小ささ。他の同種のカメラと比べても圧倒的に小さい。使用するシチュエーションを考えると、小さければ小さいほど良い。重さも63gしかない。

HDR-AZ1

とにかく小さいので目立たない

操作は本体だけではほぼ何も出来ない(撮影開始と停止、電源のオンオフ程度は出来る)ので、細かい設定や操作はWi-Fiで繋がる腕時計型のモニター付きリモコン(ライブビューリモコン)で行う。もちろんカメラ本体にはモニターは無い。
ライブビューリモコン以外にもスマホがモニターリモコンとして使える。

HDR-AZ1VR

HDR-AZ1VRはライブビューリモコンが付属。スマホでのコントロールを前提としたカメラ単体のHDR-AZ1というモデルもある。

残念だったのはウォータープルーフケース(防水ハウジング)が付属しているにも関わらず、それで水中撮影が出来ないこと。水中には入れられるのだが、なんと、付属のウォータープルーフケースでは水中でピントが合わないのだ。
水しぶきを受ける状況(水上や水辺)での使用が目的のようだ。

HDR-AZ1

画角はこんな感じ。かなりワイド。

HDR-AZ1

水平を確認しておかないとちょっと気持ち悪い絵になる…

水中での撮影はそうそう頻度があるわけではないので、それは専用の防水デジカメに任せて、このカメラは両手が自由なままで旅先を記録するという目的でのみ使うことにする。