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準備その29・いよいよフロリダへ出発 (オーランド)


一年以上をかけた今回のオーランド旅行準備。今まで何度も海外旅行に出掛けたし、オーランドも私にとっては3度目だが、今回ほど準備に時間をかけたことはない。
予約の開始がとても早いディズニークルーズを含む旅行だということもあるが、やはり世界最大のテーマパーク都市だけあって、あれやこれやと調べていくうちに計画がどんどん膨らんでしまった。
3週間もの旅行期間があるのだから、本当は週に1日は「何も予定の無い日」を入れたかったのだが、結果的にはまる一日何もすることが無いであろうという日は設けられなかった。午前中や午後に特に予定無しという日を2日ほど入れるのが精一杯。(暑さとスコール対策で午後から夕方の予定に連日余裕を持たせているせいもあるが)
それほどディズニーワールドとオーランドは巨大で娯楽に溢れた街だ。

娘が生まれた時から、ある程度の年齢になったら一緒にオーランドにと思っていたので、10年越しの旅行計画だったともいえる。
20年以上前、初めてオーランドに行った時に「いつか子供を持ったら一緒に来たい場所だなぁ」と思った事も覚えているので、そういう意味では20年以上越しの計画と言えるかもしれない。
その頃にはまさか独り親となり、子供二人きりの旅行になるとは思ってもいなかったが…。

あとは旅を楽しむだけである。

今回のオーランドの旅行記本編は8月下旬か9月上旬から順次掲載していく予定。
準備編は自分の忘備録としてはもちろん、オーランドへの旅行を検討、計画している人に役立つ情報を掲載出来るようにしてきたつもりなので、旅行記本編もそうしていくつもり。
写真や動画も撮りまくってきます。

旅行中も旅行関連の情報を予約投稿にて連日掲載していく予定です。

では行ってきます。

ディズニークルーズ

初めてのディズニークルーズはやはり一番の楽しみ

オーランド旅行記 目次


オーランドのウォーターパーク


フロリダ州オーランドはウォルト・ディズニー・ワールドをはじめ、シーワールドやユニバーサルスタジオとテーマパークの集まる一大観光地。フロリダという温暖な土地柄、ウォーターパークもスケールの大きな施設が4つも揃っている。

オーランドの4大ウォーターパークといえば以下の4ヵ所。

  • ディズニー・タイフーンラグーン
  • ディズニー・ブリザードビーチ
  • アクアティカ
  • ウエッティン・ワイルド

タイフーンラグーンとブリザードビーチはウォルト・ディズニー・ワールドの中にあるパークなので、ディズニー中心の日本人旅行者にとっては一番利用しやすいウォーターパークになると思う。
WDW滞在中に2回以上どちらかのウォーターパークに行く予定があればパークチケットにウォーターパーク・モア・ファンというオプションを追加して行くのがお得。
1回行く料金程度で滞在中(基本のパークチケットの日数分)行き放題になる。

どちらのパークも規模は大体同じだが、若干趣向が異なっている。
雪山をテーマにしたブリザードビーチはスライダーが充実しているので、スリルのあるアトラクションが好きならお薦めだ。

ブリザードビーチ

ブリザードビーチの垂直スライダー、サミットプラメット

ハリケーンに襲われた南国の海岸がテーマのタイフーンラグーンは波のプールの迫力と規模が大きい。(日本の波の出るプールとは波の規模が比べものにならない)
どちらのパークにも流れるプール、波のプール、スライダーと基本的なものは同様にあるので、どちらかと言えばと言う特徴になる。

タイフーンラグーン

タイフーンラグーンの常軌を逸した波

アクアティカはシーワールドにある(正確には隣接する)ウォーターパークで、シーワールドとの2パークチケット等も用意されている。
シーワールドに行くついでに寄ってみるという行き方も出来るが、かなり充実したウォーターパークなので、出来れば半日はゆっくり過ごせる時に行くのがお薦め。
オーランドのウォーターパークの中では比較的新しい施設なので、スライダー系のアトラクションも目新しい物が充実している。シーワールドのウォーターパークらしく、イルカの泳ぐプールを通り抜けるスライダーもある。
砂浜のある波のプール、とても長い流れるプールと一日遊んでも飽きない構成になっている。

Breakaway Falls

アクアティカのBreakaway Falls。足下の板が開いて垂直落下から始まるスライダー

ウエッティン・ワイルドはユニバーサルスタジオと同系列の比較的古いウォーターパークだが、常に改装、改修がされていて、他のウォーターパークと十分に対抗できる内容になっている。
他の3つのウォーターパーク同様、各種スライダーに波のプール、流れるプールと揃っている。
WDWからは一番遠いウォーターパークだが、ユニバーサルスタジオとのコンボチケットも用意されているので、ユニバーサルスタジオ付近やインターナショナルドライブ近辺に滞在するなら利用してみる価値はある。

ウエッティン・ワイルド

ウエッティン・ワイルドのスライダー

いずれのウォーターパークも年間を通して営業しているが、冬期は営業時間が短くなる。もちろんメンテナンス休業等も冬期に設定される事が多い。(タイフーンラグーンとブリザードビーチは冬期には交互の営業となる場合が多い)
ウォーターパークに向いているのはやはり夏場になるが、夏は夏で、午後から夕方にかけてオーランドは雷を伴うスコールにほぼ連日見舞われる。落雷の可能性がある時間帯は一時的にプールは閉鎖され、屋内への退避が必要となる。
なので、ウォーターパークで遊ぶのにお薦めなのは夏場の午前中からお昼過ぎ頃までだ。
夏はやはり混むので、朝一で訪れればチェア等の場所取りも楽になる。

どのウォーターパークにもロッカーや更衣室、貸しタオルが用意されている。有料で、キーやタオルの返却時にデポジット分が返金されるシステムが多い。
ただ、日本と違って更衣室やシャワールーム等はあまり使いやすいとは言えない。なので、着替えはホテルで行うことをお薦めする。行きは水着の上にTシャツや短パンで行き、帰りもその状態で一旦ホテルに帰り、シャワーと着替えをすることをお薦めする。

流れるプールも波のプールも日本と違ってかなりワイルドだ。
流れるプールの水流はかなり強いので、チューブ(専用の浮き輪)以外での利用は出来ないものもある。その変わりコースも長く、かなり楽しめる。
波のプールも波そのもののスケールが大きいので、小さな子供は要注意だ。大人でも油断をしていると溺れてしまうくらいだ。(実際にタイフーンラグーンでは頻繁に監視員にゲストが救助されている)
スライダー類も絶叫モノがたくさん揃っている。もちろん子供でも楽しめるものが幾つもあるので、それぞれの楽しみ方が出来る。

レストラン施設は基本的にクイックサービスのファストフード系となる。(アクアティカにはバフェレストランがあり、一日食べ放題のオプションもある)

その他、日本との違いとしては、子供用の小さな浮き輪類が禁止されているプールが多いので注意が必要。(アメリカでは子供用浮き輪は脱落事故防止で禁止が多く、泳げない子供はライフジャケットや腕輪型のフロートを使うのが一般的)
カメラ撮影はプールの内外でほぼ自由に出来るが、スライダー利用の際には手に持つことを禁止されていたりする。又、スライダーは上にTシャツを着た状態では利用出来ない。(ラッシュガード等は大丈夫)

夏のフロリダにある程度の旅行期間で行くのなら、一度はいずれかのウォーターパークに行ってみることをお薦めしたい。そもそもプールが嫌いという人でなければ楽しめると思う。
WDWに夏、5泊以上するならタイフーンラグーンとブリザードビーチのいずれか一つはスケジュールに入れるのがお薦めだ。(4泊以下ではウォーターパークに行く余裕は無いかもしれない)7泊以上ならウォーターパーク・モア・ファンを付けるといいだろう。ウォーターパーク・モア・ファンがあればクールダウンの為にちょっとウォーターパークへという事が出来る。

WDW直営リゾートはもちろん、オーランドの大抵のホテルにはプールがある。中にはかなり充実したプールもあるので、短い滞在ならホテルのプールを利用するだけでも十分かもしれない。
いずれにしても夏のフロリダではプールは必須の施設だと思う。(ホテルのプールも通年オープンしている)

オーランド旅行記 目次


アメリカで使いやすい天気予報アプリ


旅行のスケジュールを考える上で気になるのは現地の天気。
しかしこればかりはまさに運任せでどうにもならない。
しかし、例年の大凡の傾向というのは分かっているので、(最近は異常気象も多いが)それを元に行動を考えることになる。

例えばオーランドの夏はほぼ連日午後に雷を伴ったスコールがある。
なので、天気が大事な予定は出来るだけ午前中か夜に入れておく方がいい。午後から夕方にかけては天気の急変に対応出来る様にしておくわけだが、それでも何時頃から雨になるのか、今降っている雨は何時頃にやむのかということが大体でも分かれば現地での行動はぐっとしやすくなる。

あと少しで雨がやむと分かればそのまま待つ、長引くと分かれば予定を変更するといった事が出来るので、出来るだけ正確で細かい天気予報が分かれば便利だ。

そんな時に役立つ、使いやすいアプリがThe Weather Channel and ja.weather.comだ。
iOS版とアンドロイド版がある。

海外で役立つ天気予報アプリ

レーダー画面やハリケーンの進路予想等もある

このアプリの特徴はピンポイントの天気に対応していて、時間毎の予報が見られる点だ。
そのおかげで局所的で短時間の事が多いスコール対策に使える天気予報アプリになっている。

ただし、このアプリは日本で使うとあまり予報精度が高くない。
なので、アメリカ旅行の際にのみ使うのが良さそうだ。日本で普段使う天気予報アプリは日本の気象協会のデータを元にしている物の方が使いやすい。
更に広告が大きく邪魔な点もマイナス。広告を消せる有料版等は無いようなので、その点でも国内での普段使いには向かないかもしれない。